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Diploが文化の盗用問題に対しての批判に応答
Major LazerやJack Uで活躍するDiploには、常に何がしかの批判がつきまとっている。有名税と言ってはそれまでだが、Diploの場合は自身のSNSでの軽口が原因のことも多々ある。
現在DiploはMajor Lazerの大ヒットチューンでの文化盗用の問題で批判されている。具体的には"Lean On"や新曲"Cold Water"のミュージックビデオがインドのカルチャーを誤って表現しているという点だ。
それに対してDiploは彼自身が最も尊敬するバンドというThe Clashを引き合いにだし、「Clashが"Rock The Casabah"をリリースしたときは、誰も文化的盗用だなんて言わなかった。おれは偉大なアーティストは常に同じところにいるアーティストじゃなくて、常に音楽の方向性を変えることができるアーティストだと思う。そうじゃなきゃ音楽なんて本当に退屈なだけだよ」と、様々なカルチャーを使用する自らのスタイルの正当性を語る。
さらにDiploは「おれが子供のときは、だれもこの音楽を聴いた方がいいとか言わなかった。おれは大きくなって、音楽が好きになった。おれは白人だからギターをやった方がいいとか思ったことがないし、実際ギターを持ったことはない、おれはターンテーブルしか持っていたことがない。もしおれがギターが欲しいような奴なら、こんな批判はされなかっただろうな」と批判に対して皮肉めいたコメントで応酬した。