M.I.AがAfropunk Festivalのヘッドライナーから降板

The Afropunk Festivalにヘッドライナーとして出演予定であったM.I.A.だが、彼女が4月に「Black Lives Matter」について述べた意見をめぐって、Afropunk Festival主催者が彼女の出演をキャンセルする決断を下した。

文 : 稲田瑞規

その物議をかもした彼女のコメントがこれだ。
「興味深いことに、アメリカでは黒人の命の問題を語ることが許されています。」
「私にしたら、それは別に新しい問題でもない。Lauryn Hillが90年代に言っていたことでもあるし、80年代にはPublic Enemyが同じことを言っていた。じゃあ、BeyoncéやKendrick Lamarはイスラム教徒やシリア人やパキスタン人の命について何か語ろうとしているか?この問いの方がもっと興味深い。」

その後、6月にM.I.A.がフェスのヘッドライナーとして出場することが主催者側からアナウンスされたが、上記のコメントで彼女は炎上騒動となり、ついに自身のTwitterでフェスには出演しない旨を述べるに至った。

フェス主催者側は、彼女が出演しないという事実を否定し続けたが、7月15日、フェス主催者側は彼女と袂を分かつことになった理由を説明した。主催者によれば、Afropunkの理念の一つに、人種、性別、宗教、文化など人生を豊かにするあらゆるものについて意見を交わすことで、参加するファン・クリエーター・アーティストが相互に啓発し合うという考えがあり、このようなコミュニティは我々の誇りなのであって、つねに我々はこのコミュニティを第一とするのだ、という。

19日に、Afropunk Festivalは新たなヘッドライナーを公式にアナウンスする予定だ。

 

related

【スナップ】What are you listening to? Vol.8 in『Black Lives Matter Charity Exhibition "Unity"』

今回は、9/26(土)と9/27(日)の2日間限定で原宿のGallery COMMONにて開催された、Awichが主宰するアートエキシビジョン『Black Lives Matter Charity Exhibition "Unity"』にてスナップ。

今年のXXL Freshmanたちが人種差別や警察による暴力についてディスカッションする動画が公開

毎年の恒例であり新鋭ラッパーの登竜門となっている人気企画「XXL Freshman」。今年はJack Harlow、NLE Choppa、Polo G、Calboy、Baby Keem、Mulatto、Rod Wave、Lil Keed、Chika、24kGoldn、Lil Tjay、Fivio Foreignが選出されたが、今回、今年のFreshmanたちが人種差別や警察による暴力の現状についてディスカッションする動画が公開された。

Black Lives Matterの認知拡大を目的にしたAwich主宰のエキシビジョン『Unity』が開催 | BlackEyePatch、GUCCIMAZE、UTOPIE (Kosuke Kawamura × YOSHIROTTEN)などが参加

Awichが主宰するアートエキシビジョンBlack Lives Matter Charity Exhibition『Unity』が9/26(土)と9/27(日)の2日間限定で、原宿のGallery COMMONで開催される。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。