【レビュー】星野源が『POP VIRUS』で示した「“日本流”のアーバンミュージック」

星野源の最新作『POP VIRUS』にはMPCプレイヤーとしてSTUTSが参加していることなどから、ビートに対するアプローチが特に注目されているけど、個人的にはなぜか1stアルバム『ばかのうた』を思い出してしまった。 音的には全然違うのになんでだろうな、と考えながらアルバムのブックレットに収載...

【レビュー】Earl Sweatshirt 『Some Rap Songs』 | 自分だけのための言葉

Earl Sweatshirtが先月末にリリースしたアルバム『Some Rap Songs』は、内省的な作風で知られる彼のキャリアの中でも特に重苦しい作品だった。アブストラクトなビートやボソボソと低く呟くようなラップなどの要素は前2作とも共通するものだが、『Some Rap Songs』は異様とも言えるような雰囲気に満ちている。
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