『ルポ 川崎』&『写真集 川崎』のスペシャルイベントとしてBAD HOPトークショー&サイン会が緊急開催決定

工業都市・川崎のラップからヤクザ、ドラッグ、売春、人種差別までドキュメントした磯部涼の書籍『ルポ 川崎』は刊行直後から大きな反響があり早くも3刷が決定した。同時発売の細倉真弓による『写真集 川崎』と共に同書にも大フィーチャーしているラップ・グループ、BAD HOPのトークショー&サイン会を1月31日(水)に東京・渋谷某所にて緊急開催することが決定した。

【インタビュー】Minchanbaby 『たぶん絶対』pt.1 | 「ヒップホップ・カルチャー」から遠く離れて

ラッパーのMinchanbabyが、9月、粗悪ビーツ全曲プロデュースによるサード・アルバム『たぶん絶対』をリリース。セカンド『ミンちゃん』から実に5年ぶりとなる本作は、前作のようなカラフルでポップなムードは消し去られ、ミニマルなトラップを基調としたビートに、Minchanbabyの相変わらずスキルフルだが、一転、鬱々としたラップが乗る怪作となっていた。3年半をかけて制作されたという本作は驚くべきことに、今年のUSのラップシーンの大きなトピックだった自殺願望とも同期、もしくは先取りをしているのだ。

磯部涼によるBAD HOPなどが登場する苛烈なルポルタージュ『ルポ川崎』と細倉真弓の写真集『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』が12/15に発売

音楽ライターとしてこれまで『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』、『音楽が終わって、人生が始まる』などの著書や、共著『ラップは何を映しているのか』などで知られる磯部涼による『ルポ川崎』が12/15に発売される。

【Rappers Update Vol.2】Jin Dogg

体重を乗せてぶん殴るようなラップ。そこからは衝撃と共に、彼が抱えている痛みが伝わってくる。――ここ数年、ネットで次々と楽曲を発表してきたJin Dogg。もちろん、そういった印象を受けるのは、筆者が彼の地元である大阪から遠く離れた場所に住んでいるからで、ただ、数々のヴィデオから垣間見ることの出来るそのラップをする姿は充分に魅力的だった。

磯部涼によるルポルタージュ『ルポ 川崎』が刊行 | BAD HOPやA-THUG、FLY BOY RECORDSなどのアーティストも登場

サイゾーで連載され話題となっていた、磯部涼によるルポルタージュ『川崎』が、10月に単行本として刊行されることになった。

【Rappers Update Vol.1】Weny Dacillo

そのミームは何を生み出すのだろうか? Weny Dacilloが2016年2月に発表した”Process”、そして、2017年3月に発表した”1000%”という2曲のラップ・ソングは、日本特有の現象であるいわゆるフリースタイル・ブームではなく、世界中に広がるラップ・ミュージックの生態系の中で捉えてこそ、その可能性を把握することが出来るだろう。

【FEATURED】『ラップは何を映しているのか』著者が選ぶ「トランプ以後の今」を映すラップチューン

3/27に大和田俊之、磯部涼、吉田雅史による『ラップは何を映しているのか——「日本語ラップ」から「トランプ後」の世界まで』が刊行された。

大和田俊之、磯部涼、吉田雅史による書籍『ラップは何を映しているのか——「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』が刊行

毎日新聞出版より3/27に書籍『ラップは何を映しているのか——「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで』が刊行される。 本書はアメリカ事情に精通する大和田俊之、長年ラップの現場に身を置いてきた磯部涼、批評家とラッパー/ビートメイカーを往復する吉田雅史の3人が日米のラップの変遷について語るも...
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