Flo Ridaがイチローへの熱い想いを語る
人気ラッパーFlo RidaはSUMMER SONIC 2016に出演した際、地元マイアミの野球チームマイアミ・マーリンズの51番のユニフォームを着用していた。マーリンズの51番といえばイチローの背番号だ。なぜFlo Ridaはイチローのユニフォームを着用していたのだろうか。
Flo Ridaとイチローとの関係は7年前にさかのぼる。2009年イチローは打席入場テーマ曲としてFlo Ridaの"In The Ayer"と"Jump"の2曲を使用。それに感激したFlo Ridaは"Jump"の歌詞を変えたイチロー応援バージョンを制作した。
その後、シアトルでライブがあった時にセーフコフィールドへイチローを表敬訪問し直接CDを届けると、イチローは御礼に直筆サイン入りバットをFlo Ridaにプレゼントしたという。本物のイチロー選手に初めて対面したFlo Ridaは「彼は本物のサムライだ」と深く感銘を受けすっかりイチロー選手のファンになった。
そんなイチローが2015年、Flo Ridaの地元チームマイアミ・マーリンズに移籍。そして今年イチローは見事にメジャー通算3000本安打を達成。
7年来の友人であるイチロー選手に対して尊敬の念も込めて、Flo Ridaはこの来日時にユニフォームを着用した。東京・大阪と2日間、別のユニフォームを着用したフローはステージ上でも何度も「アイシテマス!イチロー!」と叫び、誇らしげに背中の「51」を披露。その様子を自身のインスタグラムでも公開している。
Flo Ridaはイチローについて「イチローは俺の兄弟のような存在。マーリンズの一員になってくれるのはかなり光栄なことだし、早く野球を見に行きたい。
日本に滞在している今、ライブ中も出かける時もイチローのユニフォームを着用しているんだ。イチローへの愛を表現しているのさ」とコメントもあわせて発表している。