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Peggy Gouが音楽における性差別について「私自身が上手くやることが一番の復讐」と語る
EDC JAPAN 2019への出演も決定している韓国出身のDJ/プロデューサーPeggy Gou。そんな彼女がインタビューの中で、音楽業界における性差別の問題との向き合い方を語っている。
mixmagの記事によると、Peggy GouはES Magazineの今月号のインタビューにて音楽業界に蔓延する性差別について質問され、「一番の復讐は、私自身が上手くやって成功すること。彼らを親切さで殺す。私はもうあんな男たちが間違っていたことを証明出来た」として女性アーティストたちに「自分自身が成功することで性差別を乗り越えることが出来る」とのアドバイスを行ない、「レーベルが私の曲しかリリースしないのは私が体を売ってるから、という噂を立てられたとき本当に腹が立ったし、傷ついた」と、自身も女性であるがために不当な扱いを受けたことを明かした。さらに、音楽業界にいる男性たちについて「彼らは時々、独立した女性と向き合うことになると自信を無くす」との分析も行なった。
続けてメンタルヘルスの問題については「第一に、あなたは一人じゃない。私も解決する方法を探している人間だから。だから、もし問題を抱えていれば無視せずに解決しようとするべき。誰かに話してみるとか、医者に行くとか、瞑想やヨガを試すとか。みんなそれぞれ違う」と語り、メンタルに向き合って各々の方法で解決に向けて動くことを勧めている。
インでペンデントなスタイルで活動を続け成功を収めたPeggy Gouの言葉は、現在辛い思いをしている女性アーティストたちにとって少しでも勇気を与えるものになるだろう。