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Pussy Riotの創設メンバーによるエッセイ集が刊行 | 日本初の関連本
ロシア・W杯決勝戦の最中に、プーチン政権への抗議の意味をこめた乱入を行ったロシアのパンクバンドPussy Riotの創設メンバーでブレイン的存在のマリア・アリョーヒナによるエッセイ集『プッシー・ライオットの革命RIOT DAYS(仮)』が10月に刊行される。
Pussy Riotは2012年に大統領選への抗議活動として、モスクワの大聖堂で手作りの目出し帽を身に纏い反プーチン政権の曲を演奏。リーダー的存在の本書の著者、マリアとナジェージダ・トロコンニコワに禁錮2年の判決が下された。しかし、オノ・ヨーコ、スティング、パティ・スミス、レディオヘッドなど100名を超える著名ミュージシャンがグループの支持を表明。2013年に釈放。今年3月にはロシア大統領選前日に新曲“Elections”のビデオを公開。
そしてフランスvsクロアチアのワールドカップの決勝でメンバー4人が乱入、現在は逮捕・拘留されている。
日本初のPussy Riotに関する書籍となる本書は、グループの結成、ロシア警察による2012年の逮捕と服役期間の真相についてマリア・アリョーヒナ本人が書いている。
Info
『プッシー・ライオットの革命 RIOT DAYS(仮)』
マリア・アリョーヒナ [著]
aggiiiiiii (アギー) [訳]
四六/並製/224頁(予定)
予価:本体1,900円+税
ISBN 978-4-86647-075-7