XXXTentacionがCapitol Recordsとの契約を破棄しシーンから姿を消すことを示唆

 XXXTentacionが数百万ドル規模の契約をCapitol Recordsと結んだという報道が先週されたが、この契約が解除の方向に進んでいることが明らかになった。

先日Instagramのストーリーに「俺は契約付きのアーティストじゃない、そしてこれからしばらく音楽をリリースすることはないだろう。もううんざりなんだ。」というコメントが XXXTentacionにより投稿されている。

Capitol Recordsからのリリースに関しては、レーベルはCapitol所属のCaroline label、流通はXのBad Vibes Foreverからと考えられていたようであるが、この計画の実現はなくなってしまったのかもしれない。

Xがラップ界から姿を消そうとするのは今回が初めてではなく、今年7月にも彼の SNSは「俺は少しの間消えようと思う」「みんなのことを愛している」という謎めいた言葉を伝えている。

ご存知の通り、8月にはアルバム『17』とともにカムバックすることになったのだが今回はどうだろうか。 XXXTentacionの暴行に関する裁判は12月に開始することが予定されている。

RELATED

XXXTentacionの短く壮絶な生涯を描く評伝『ぜんぶ間違ってやれ──XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド』が刊行 | 著者は『くたばれインターネット』のジャレット・コベック

2015年にリリースした"Look At Me!"で注目を集めて、一躍人気ラッパーのポジションに躍り出るも、恋人への監禁・暴行や強盗などで逮捕・収監され、2018年に地元フロリダで銃撃され、わずか20歳でこの世を去ったXXXTentacion。

故XXXTentacionの殺害現場となった車が展示されていることが大きな批判を浴びる

昨年6月に銃撃によって命を落としたXXXTentacion。その死から一年以上が経過した現在でも多くのファンに愛され、先日は最後のニューアルバム『Bad Vibes Forever』が発売された。そんな中、フロリダで現在行われている一つの展示が問題となっている。

2020年の大統領選に向けた公式プレイリストにXXXTentacionを入れた大統領候補が批判を浴びる

2020年に行われるアメリカ大統領選挙。アメリカでは選挙の候補者がそれぞれのキャンペーンプレイリストを発表することが一般的だが、その中にXXXTentacionの楽曲を入れた議員が批判を浴びてしまった。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。