BEST BUY 2020 Selected by ANI(スチャダラパー)

世界がコロナ禍に揺れた激動の2020年も明け、いよいよ2021年。昨年末にスタートした恒例のFNMNLの年末企画もまだまだ続行。

例年その年の印象的だった出来事を様々なアーティストに訊いてきた本企画。今回は『BEST BUY 2020』と銘打ち、昨年購入した中で最も気に入っているアイテムを、印象的な活動を見せたアーティストやDJ、デザイナーたちに紹介してもらった。昨年はこれまで通りの買い物も難しかったが、是非とも今年の買い物の参考にしてみて欲しい。

今回は昨年デビュー30周年を迎えたスチャダラパーからANIが登場。

BEST BUY 2020 Selected by ANI

2020年にゲットしたレコード盤の一部。

コメント

ここ数年レコード(ヴァイナル)熱が再び高まっており、2020年はよくレコード屋に行ってました。データで持っているのもレコードで買い直したりするくらい。もう閉店してしまったレコファン渋谷店がお気に入りでした。

コンドールマンは人間の悪の心を利用して世界征服を企むモンスター一族と戦う特撮ヒーロー物。レコードB面の「ザ・モンスター」はエンディング曲で、敵のモンスター側の曲で作詞は原作者の川内康範。

「じゃりン子チエ」TVシリーズ主題歌のシングル盤。ちょうどコンプリートDVD BOOKを揃えたところで出会ってしまった。アニメのチーフディレクターは高畑勲。あんまり見ないなかなかのレア盤。

サザンのシングル盤を気づいたらなんとなく集めてた。ヒット曲(いとしのエリーとか)だとレコード盤もよく見かけるけど、そうでもないのは枚数も少ないせいかあまり見かけない。これもそんな1枚。そして好きな曲です。

2020年印象的だったこと

夏にJRがやってた「駅のスタンプラリー」。普段なら夏にいろんなスタンプラリーが開催されるんだけど、2020年はほぼ無かったです。

そんな中、唯一やってたのがJRの「駅のスタンプラリー」。東京オリンピックに合わせて駅スタンプをリニューアルしたんだけど、オリンピックが延期になってしまいスタンプラリーだけが残ってたんでやってました。やってみたら予想以上に面白かったです。山手線を一周と中央線の駅巡りしたんだけど、東京の景色を車窓から眺めながら「東京っていい街だなぁ」と、左とん平の曲みたいなこと思いました。

告知

最新情報はオフィシャルHPをご確認ください!

http://www.schadaraparr.net/

ANI(スチャダラパー)

スチャダラパーMCとしての活動を中心に、ナレーター・DJなど、存在、立ち位置、動向が様々な業界から常に注目を浴びている。

俳優としては、2015年にTBS系時代劇「水戸黄門スペシャル」、赤塚不二夫生誕80周年記念舞台「レッツラゴン」に出演し話題を集める。 2016年7月29日公開の映画「シン・ゴジラ」に出演。

写真では、2008年6月に人生初となるギャラリー写真展「スチャダラパー ANI 展」を開催。 この個展をきっかけに、2009年3月リトルモアより、写真集「ブリングザノイズ」を出版。

映画評論・情報サイト「BANGER!!!」で連載中。

block.fmで「ANIとセク山の京浜ネバーランド」をレギュラー放送中。

グループとしては、デビュー25周年となる2015年にアルバム『1212』をリリース。2016年に『スチャダラ2016 ~LB春まつり~』を開催し、ミニアルバム『あにしんぼう』をリリース。2018年4月に日比谷野外大音楽堂で『スチャダラパー・シングス』を開催し、ライブ会場限定販売となる4曲入りCD『スチャダラパー・シングス』を発売。デビュー30周年を迎える2020年にアルバム『シン・スチャダラ大作戦』を発売した。

RELATED

スチャダラパー&STUTSが"Pointless 5 (feat. PUNPEE)"をリリース

スチャダラパーとSTUTSが、コラボ曲“Pointless 5 feat. PUNPEE"を5/17(金)にリリースする。

【ライブレポート】『スチャダラパー & STUTS Presents "That's the Joint”』| これぞジョイントなスペシャルな一夜

スチャダラパーとSTUTSが12月9日に東京・LIQUIDROOMでジョイントライブ『スチャダラパー & STUTS Presents “That's the Joint”』を開催した。

スチャダラパーとSTUTSによる一夜限りのジョイントライブが12月に開催

スチャダラパーとSTUTSが一夜限りのスペシャルライブ『スチャダラパー & STUTS Presents “That's the Joint”』を、12/9(土)に恵比寿LIQUIDROOMで開催する。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

Floating Pointsが選ぶ日本産のベストレコードと日本のベストレコード・ショップ

Floating Pointsは昨年11月にリリースした待望のデビュー・アルバム『Elaenia』を引っ提げたワールドツアーを敢行中だ。日本でも10/7の渋谷WWW Xと翌日の朝霧JAMで、評判の高いバンドでのライブセットを披露した。