大手玩具メーカーMattelと現代アーティストMADSAKIが『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』シリーズを記念する展示『1984』を開催

大手玩具メーカーであるアメリカのMattel社が、日本の現代アーティストMADSAKIと共に、同社が『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』の名のもとに展開するおもちゃのシリーズ、コミックの表紙や、アクションフィギュアの包装を題材にしたMADSAKIの新作絵画、彫刻作品を展示する新作展『1984』を東京のKaikai Kiki Galleryにて開催する。

©︎2020 MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. ©2020 Mattel

この新作展では、日本からアメリカに移住してきた若き日本人としてアメリカに溶け込もうとしたMADSAKIのパーソナルストーリーが描かれる。1984年、MADSAKIが渡米したばかりの頃、アニメ番組『ヒーマン』と『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』シリーズを通してどのように英語を学び、アメリカ文化へ溶け込んだかが詳しく紹介されている。本展はその名の通り、権威と体制と個人の自由の相関性が描かれたジョージ・オーウェルの小説『1984』とも繋がっている。MADSAKIにとって難攻不落の壁は言語であり、その壁を破ってくれたヒーローが『ヒーマン』であった、という形で、MADASAKIの人生における真のヒーローと世界観がオーウェルの『1984』に言及するコンセプトで描かれる。

©︎2020 MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. ©2020 Mattel
©︎2020 MADSAKI/Kaikai Kiki Co., Ltd. ©2020 Mattel

「『ヒーマン』と『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』のキャラクターたちは、私にとってずっと特別な存在でした。これらのキャラクターは、自分の周りの世界に向けて自分を表現する方法を探るにあたってとても重要な役割を果たしてくれました。ですから、このフランチャイズを使ってこのように自分の人生を表現することは、とても自然なことです」とMADSAKIは語っている。

また、「MADSAKIはアートの世界でも特別な才能を持っています。この数年間、彼の驚異的な成長をKaikai Kikiで身近に感じることができて、とても幸運でした」「自身が言語の壁を乗り越える手助けをしてくれたマスターズ オブ ザ ユニバースを通して、コミュニケーションのほつれを解きほどくためにアートを創るというとても純粋な表現方法で、それは見る人の心に響くでしょう。」Kaikai Kiki Galleryのオーナーである村上隆は述べている。

Mattelのフランチャイズマーケティング担当副社長リカルド・ブリセノは、「『マスターズ・オブ・ザ・ユニバース』は、30年以上もの間、私たち一人ひとりが最高の自分になれるようにというブランドメッセージでファンを鼓舞してきました。MADSAKIの作品は、このクラシックなフランチャイズに新しい命を吹き込み、さらに解釈の幅を広げた最新の例です」とコメントしている。

Info

タイトル:MADSAKI SOLO EXHIBITION 「1984」

会場:Kaikai Kiki Gallery

会期:2020年9月11日(金)~2020年10月1日(木)

開廊時間:11:00〜19:00

閉廊日:日曜・月曜・祝日

住所:東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビル B1F

※入場人数が一定数を超えた場合、入場を制限する場合がございますのでご了承ください。最新情報は随時ウェブサイトInstagram等でお知らせいたしますので、ご来場前に、ご確認ください。

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