Kanye Westが11月末に『Nebuchadnezzar』と題されたオペラを上演
先月末にリリースされたアルバム『JESUS IS KING』も大きな話題を呼んだKanye West。キリストへの信仰をテーマにしたイベント「Sunday Service」を定期的に開催するなどこれまでとは違った活動を精力的に続ける彼が、新たな試みとしてなんとオペラを始めるようだ。
Complexによると、Kanyeは11月24日に『Nebuchadnezzar』と題されたオペラ作品を上演するイベントを開催予定であるという。演出は2010年の楽曲“Runaway”のMVなども手がけたパフォーミングアーティストVanessa Beecroftが手がけ、またアートワークは『JESUS IS KING』のIMAX映画版の監督も務めたフォトグラファーNick Knightの手によるもの。
Invite artwork by Nick Knight pic.twitter.com/U7IBqe1Gxk
— ye (@kanyewest) November 17, 2019
『Nebuchadnezzar』というタイトルは新バビロニア王国の王であり、エルサレムを占領しユダヤ人をバビロニアの首都バビロンに連行したバビロン捕囚などで知られるネブカドネザル2世から取られている。Kanyeは以前もBeats 1のインタビューにてネブカドネザルについて触れており、その際には「神にネブカドネザルのようなキャラクターを作るよう言われたんだ。ネブカドネザルはバビロンの王で、王国中を見渡して“私は成し遂げた”と言ったんだ。俺も山の上に立って、『Yeezus』の時に“I’m a God”と言った」と語っている。自身とネブカドネザル王の姿を重ね合わせて今回のオペラの着想を得たようだ。
果たしてKanyeによるオペラがどのような作品となるかは分からないが、またもや話題と物議を呼ぶ物になることは間違いないだろう。