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Denzel Curryがインタビューで「バットマンは白人の特権以外何も力を持っていない」と語る
今年の1月に開催された来日公演も好評だったほか、Flying Lotusの最新作『FLAMAGRA』への参加もアナウンスされているDenzel Curry。そんな彼が、インタビューで興味深い発言を行なっている。
Complexより公開されたインタビュー動画に登場した彼は、好きなジャンルに属する四人の人物から特に好きな人を選ぶ企画を行ない、好きなUFCファイターや『ドラゴンボールZ』のキャラクターを明かしている。彼は「『ドラゴンボールZ』だと悟空が好きだ。間違いない。俺はベジータが嫌いなんだ。ピッコロは良いと思うけど。クリリンはスーパーサイヤ人以外では最強だけど、スーパーサイヤ人も含めれば彼は弱い。とにかくベジータが好きじゃないんだ。傲慢だからな。みんなドープなキャラクターだけど、悟空とベジータのどちらと一緒に住みたいかと言われたら悟空だろ」と語っており、傲慢なベジータがとにかく好きじゃないことと強い力を持つ悟空が好みであることが伝わる。
続けて「好きなThree 6 Mafiaのメンバーは?」という質問にはLord Infamousを挙げ、「今のトラップのサウンドを昔にやってる。ダークな、メンフィスのサウンドだ」として彼らの功績を賞賛。
そして「好きなスーパーヒーローは?」という質問に「バットマンだ。彼は何も特別な力を持っていない。彼が持つのは白人の特権だけだ」とジョークを飛ばしている。確かにブルース・ウェインは億万長者だが暗い過去や力を得るために努力するストイックな姿勢を持っているため、そのような部分にDenzel Curryも共感しているのだろう。
彼の独特な価値観が伝わって来るインタビューの全編はこちらから観ることが出来る。