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Famous Dexのライヴを観るために飛行機を盗もうとした少年
人気ラッパーのライヴを観るためにはチケットの争奪戦などに勝たねばならず、悔しい思いをするファンの方も多いと思うが、ここまでやってしまうのはダメだろう。
シカゴの人気ラッパーFamous Dexのライヴを観るために、飛行機を盗もうとした罪で起訴されたアーカンソー州に住む少年が自白したとDaily Mailが伝えている。
昨年の7月にこの少年はテクサーカナ・リージョナル空港で、American Eagle航空のジェット機を盗み、シカゴで開催予定だったFamous Dexのライヴに行こうとしていたということで、窃盗未遂と侵入強盗の罪に問われていた。彼は一ヶ月前から飛行機を盗もうと計画していたが、あえなくコックピットにたどり着く前に警察の御用となった。
少年はもちろん飛行訓練などを受けておらず、警察に対し「何本かのレバーやボタンを操作すれば飛行機を操縦できると思っていた」と供述し、5年間の保護観察と1000ドル(約109000円)の罰金、精神疾患の治療などに参加する義務などを判決として言い渡された。またテクサーカナ・リージョナル空港内には保護観察中は立ち入り禁止を命じられた。無事刑期が終わった際には、合法的にFamous Dexのライヴを観て欲しいものである。