TIDALがBeyonceとKanye Westのストリーミング再生回数を人為的に増加させた疑惑についてノルウェーの国家機関が調査を敢行

昨年より、Jay-Zによる音楽ストリーミングサービスTIDALがBeyonceの『Lemonade』とKanye Westの『The Life of Pablo』の再生回数を人為的に増加させた疑惑がノルウェーの新聞DagensNæringslivとノルウェー科学技術大学によって指摘されていた。現在、ノルウェーの経済犯罪捜査機関であるØkokrimが、TIDALによるストリーミングデータ操作疑惑についての調査を行なっていることが伝えられている。

ノルウェーの州検事であるElisabeth Harbo-Lervikによると、調査は2018年秋より進められているという。またØkokrimはTIDALの元従業員4人に対し25時間にも及ぶ聞き取りを行ったようで、かなり本格的な捜査が水面下で行われていたことが分かる。DagensNæringslivの記事によると捜査を受けた元従業員たちがKanyeとBeyonceのアルバムの再生回数が改ざんされていることを発見したそうで、彼らはそのことを弁護士に知らせたのち会社を辞めたとのこと。

TIDAL側はこの報道を受けてComplexに声明文を発表。「TIDALは調査の対象とはなっていません。我々はØkokrimとコミュニケーションを取っています。DagensNæringslivは、最初から我々とは共有されていない文書を引用しています。彼らは、疑わしい根拠に基づいて同じ主張を何度も繰り返してきました。少なくとも、疑いをかけられている者が一人尋問されていることを知っています。これ以上のコメントは出来ません」と、あくまで無実を主張し疑惑を報道する新聞を批判している。

調査の中ではTIDALのデータに「1日に何百回も『TLOP』を聴いた」と記録されているユーザーへの調査も行われたが、彼らの誰もが「そのような記憶は無い」との証言を行っているそうだ。これらの調査が正しければTIDALが行った改ざんが事実であるという線が限りなく濃くなるが、果たして真相はいかに?

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