1 of 2018 Selected by 大橋高歩 (the Apartment)

FNMNLの恒例の年末企画、今年は『1 of 2018』を展開。この企画ではアーティストやDJ、デザイナー、ショップオーナーなど今年を彩った重要人物たちに、個人的に印象的だった出来事、楽曲、映画、本などから1つテーマを自由に決めてもらい紹介してもらおうというもの。ベストなものから中にはワーストなものも飛び出すかもしれない、この企画をきっかけにそれぞれの2018年を振り返ってみては?

NYのカルチャーと密接にリンクするファッション、ライフスタイルを提案する吉祥寺のセレクトショップ、the Apartmentとthe Apartment SOHOのオーナー大橋高歩の2018年のチョイス。

2018年のMarmot、ビギージャケットの復刻

http://blog.the-apartment.net/?eid=4997

コメント

店を始めてから今まで地道にニューヨークに足を運んでインターネットなどで拾えない情報や人物にコンタクトし続けて来ましたが、今年は今まで撒いて来た種が花を咲かせてくれた1年だったと思います。
RACK LOを招聘してのLO LIFEのPOP UPイベントの成功だったり、現地滞在中もニューヨークの人達が以前より沢山コンタクトして来てくれるようになり自宅やパーティーに招いてもらったりと、ニューヨークという街が僕らを受け入れてくれたり助けてくれるようになって来たような実感があります。
そんな中で印象的だったのがMarmotのMammoth Parkaの復刻

(経緯はこちらにて )

これこそニューヨークのコアなカルチャーの最たるところ、このジャケットが有名になった経緯も含めいろんな不安もあったのですがいざ情報公開されると海外からすごい数の問い合わせとポジティブな反応が。
このジャケットを流行らせたのは自分だと自称する結構ヤバい感じの人やBBサイモンのディレクターなど色んな人から買いたいと連絡が来たのですが、そのほとんどがニューヨーク、アップタウンからだったっというのも自分達としては答え合わせになって感動しました。
そんな中でニューヨークのグラフィティライター達まで欲しいとコンタクトして来てくれたのは想定外ながらも嬉しい出来事でした

うちのオリジナルとかを気に入ってくれてGETしてくれたりと以前から親交のあるPOSTも。

ニューヨークのヴィンテージギアカルチャーやグラフィティーカルチャーの中心を担って来た彼らの話こそほんとにコアで面白いところ、Dermizaxを使った狙いとかもしっかりと理解してくれるのも彼らだからこそ。

さらにIRAKのボスやヴィンテージギアカルチャーのもう一人のKINGとも言える人物までもが買ってくれて、彼らが着てくれたのはすごく自信になりました。

インスタにあげてくれたメッセージを見て、こうやって自分達が追い続けて来たカルチャーを生み出して来た人達に自分達がやろうとしてることを理解してもらえて応援してもらえるのはとても心強いし、これからも洋服の裏側のカルチャーまでしっかり伝えていけるように努力していきたいなと。

実はニューヨークから帰って来た直後にはイーストハーレムでBIGGIE DAYなる集会があってこれにも声をかけてもらいましたが参加は出来ず、後ほどインスタに上がった写真でメンションをつけてくれてて嬉しかったです。

このアカウント自体が今回のBiggieの復刻に合わせて立ち上がったもの(中の人も現地アップタウン在住のビギーコレクターです)

さらにOff Whiteのコレクションのスタイリングも務めるスタイリスト、Bloody Osirisなんかも着てくれたり

情報公開から完売後まで毎日次々と色んなところで当初予期していなかったバズが巻き起こったり、毎日のように皆でインスタやメールを見ながら「ヤバい、ヤバい、」って騒いでエキサイティングでした!

今回こういうチャンスを与えてくれたGOOD OL'の福田健太郎さんと、ジャケットの内タグをデザインしてくれた永戸鉄也さんに感謝です。

2019年の告知

来年でOPEN10周年を迎えるので、スペシャルな1年にするべくコラボや企画を含め色々と進行中です!

大橋高歩 (the Apartment)

NYのカルチャーと密接にリンクするファッション、ライフスタイルを提案する吉祥寺のセレクトショップ、the Apartmentとthe Apartment SOHOのオーナー。

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