Jaden Smithが自身が投稿してきた謎のツイートを解説
Jaden Smithといえばアメリカの超有名俳優Will Smithの息子であり、自身も俳優として活躍している。
また、彼はラッパーとしての側面も持ち合わせており、最近だと日本で撮影した自身の楽曲“Ghost”のMVが話題となった。
このように多様な方面で活躍しているJadenだが、MVなどからも分かるように、彼は少し変わった世界観を持っている。それは彼のTwitterの投稿にも昔から表れていた。JadenはHuffPostのインタビューに登場し、自身の謎めいたツイートの数々を振り返っている。
例えば、遡ること4年前、Jadenは自身のTwitterでこのようにツイートしている。
If A Cup Cake Falls From A Tree How Far Away Will It Be From Down. #Jupiter
— Jaden Smith (@officialjaden) 2014年8月29日
「もしカップケーキが木から落ちるなら、下からだとどれだけ遠くになるのだろうか。#ジュピター」というよく分からないものだが、これについてJadenは
「俺はこのツイートをしたときの自分の頭がどうなっていたか分からない」と忘れてしまったことを明かした。
だが、加えてJadenは「俺はこのツイート好きだね。言葉から成る抽象画のような感じだね。この文を読んだとき、頭の中で映像が作り出される、俺はそういう映像を君たちの頭の中に作ったんだ」とこのツイートを分析している。
時に彼は、哲学的、科学的なツイートもしてきた。
一例としてはこの5年前のツイート。
How Can Mirrors Be Real If Our Eyes Aren't Real
— Jaden Smith (@officialjaden) 2013年5月2日
「俺たちの目がリアルでなかったら、どうして鏡がリアルになるんだ」このツイートに対してJadenはこう語っている。
「これはある論文の研究者の言葉から来てるんだよ。目で真実を見抜く方法は俺らが実際にものを見る方法とは違うんだよ」と解説した。
さらに彼は、「俺らは三原色しか見ることは出来ない。だけど光の電磁スペクトルの上ではもっと沢山の色が見えるんだ。でも、俺らの目はそういう能力は持ち合わせていない。それが俺に、俺らが日常的に見ているものは実際はそこに存在していないってことを気付かせてくれたんだ。これが、俺らが唯一実際に取り入れられることなんだよ」と述べている。
どうやら彼は素人には到底理解できないような領域に達しているようだ。
最近のツイートではこのツイートが話題になった。
I Am Not A Human And I Don't Speak English
— Jaden Smith (@officialjaden) 2018年5月30日
「俺は人間じゃないし、英語が話せない。」どうかしてしまったのかという内容のツイートだが、Jadenは「これは本当だよ!本当!だって俺は人間にカテゴライズされたくないしね。」と本気だったようで、「人間はこうあるべき、人々はこうあるべきっていうのが嫌なんだよ。俺は俺のしたいことをやる。俺のことを俺が生まれる前の基準で判断しないでほしい。俺は俺のやりたいことをやっているんだよ。」と、このツイートの意味を補足している。確かにそう考えると彼らしいといえば彼らしい。
Jadenはまだまだ若くこれからも活躍の場を広げていくのだろうが、是非この謎めいたツイートも続けていってほしいものだ。
インタビューの全文はこちらで読むことが出来る。