Kanye Westが釣り目的の"Lift Yourself"とT.I.をフィーチャーした政治的な"Ye vs. the People"の2曲を公開
Kanye Westがついに2016年以来となる自身の新曲を一挙に2曲公開した。
1曲目の"Lift Yourself"はKanyeのオフィシャルサイトで公開。
Lift Yourself https://t.co/shjFIROujA
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月28日
この曲についてKanyeはHot 97のEbro宛のバースがあると公開前にTwitterに投稿していた。
I'm going to drop a song with a verse that will bring Ebro the closure he's been seeking
The bars ???????????????????????????????????
It's called Lift Yourself
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月27日
しかし公開された楽曲は1973年にソウルグループAmnestyの"Liberty"をサンプリングしており、Kanyeのバースといえば、
Hoopdity scoop
Scoopdity woop
Woopty scoopty poop
Poopty scoopty
Scoopty woop
Woopity scoop, woop poop
という音遊びのようなものが続くナンセンスなもので、こちらは釣り楽曲だった。しかしPower 106 FMで公開されたT.Iをフィーチャーした楽曲"Ye vs. the People"は一転として政治的な楽曲だった。この楽曲ではT.IがKanyeに対する立場をとり、議論をしていくような形で楽曲が進んでいく。
Kanyeは楽曲の中で「オバマは天与だった、しかしトランプが大統領選挙に勝ったことで、おれも大統領になれる」と、トランプ大統領の誕生がきっかけで、自身の大統領への扉が開いたと主張。
さらに最近Make America Great Againのキャップをかぶったことに対する応答とも思えるバースも。「Make America Great Againはネガティブな意味合いをとられている。おれがそれを使い、着用することで新しい意味を与える。共感、ケアの心、愛、優しさを付け加えた」と自身の主張に補足を加えている。"Ye vs. the People"はこちらで聴くことができる。