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朝食はピザを食べたほうがコーンフレークを食べるよりも健康であるという研究結果
飲食メディア『The Daily Meal』によると、朝食にピザを食べるのは、シリアル・コーンフレークを食べるよりも健康であるという。ピザはタンパク質、炭水化物、野菜、チーズなど様々な栄養のある食品が含まれたスーパーフードなのだという。
「驚くかもしれませんが、一般的なピザ一切れは、シリアル一杯とほぼ同じカロリー量なのです」と、理学修士のChelsey Amerは語る。カロリーがほぼ同じであるが、ピザの方がプロテインを多く含むため、眠い朝を乗り越えるエネルギーを体に与えてくれるのだそうだ。
子供向けの甘いシリアルはソフトキャンディーなどと同量の砂糖が含まれている。砂糖の含まれる甘いシリアルには、タンパク質や脂肪分などの栄養素も含まれておらず健康食品とは呼べない。ピザが朝食に一番オススメとは言えないが、甘いシリアルを食べるよりはいい選択肢なのかもしれない。「シリアルよりピザのほうが脂肪分が多く、糖分が少ないため、砂糖を摂取した後に急激に血糖値が下がる低血糖状態にもなりにくい」とChelsey Amerは付け足した。
ただバランスの良いシリアルも、もちろんあるという。「食物繊維がたくさん含まれたシリアルなどを選べば、コレステロール値を下げ、血糖値を調節する効果がある」と栄養士のKeri Gansは『New York Post』で言及している。「朝にシリアルを食べるのは、大事な栄養を得るための良い手段である」とのこと。Keri Gansによると、バランスの取れたシリアルを食べれば約3gの砂糖と約6gの食物繊維を摂取できるそうだ。
しかしながら、シリアルにはチーズは含まれていないのでピザのほうがやはり優れた栄養食品かもしれない。