PharrellがN.E.R.Dのニューアルバムに込めたメッセージと暗黒期について語る

ニューアルバムを12/15にリリース予定であるとアナウンスした、N.E.R.D。Pharrell Williamsが今作のサウンドと、政治色の強い歌詞についてインタビューで語った。

今回のアルバム制作は幅広いところからインスピレーションを受けたと語るPharrell。Gang of Four、Alan Vegaといったアーティストや、初期のエレクトロから刺激を受けたそうだ。このアルバムは予想できないような曲がたくさんあるという。「次に起こることは予想できない。ショックを受けてワクワクしてほしい」とのこと。

メンバーのChad Hugoは「Pharrellが弾くファンタスティックで広大なシンセが、(新たに変化を起こす)推進力となった。ポジティブで心地よかった」と語った。

Pharrellは自身のヒットソング”Happy”以降、もっとシリアスになる必要があり、音楽でもっと政治的な論題に立ち向かうべきだと考えたそうだ。「今やらずにいつやる?俺がやらずに誰がやる?」と、Pharrellは責任を感じている。

米ノースカロライナ州で起こった、警察官が黒人男性Keith Scottを射殺した事件も今回のプロジェクトを動かした大きな一因となっている。Kendrick Lamarがフィーチャリングしているトラック”Don’t Don’t Do It”はこの事件についてのメッセージだとPharrellは明かした。「この事件についてはニュースで知った。この国はイカれたやつがトップに立っているだけではなく、何かと理由をつけて無防備な黒人を射殺する警察までいる。この伝えたいメッセージを人々が見逃さないように、歓喜的な曲にメッセージを込めた」という。

他にもインタビューでは、N.E.R.Dの暗黒時代について触れられた。彼らがアルバム『Nothing』をリリースした2010年頃は、彼らにとって暗黒期であったそうだ。Pharrellは「タイトルで分かるだろ?『Nothing(無)』だぜ?あれは俺らが自分たちを見失ってた時だ。レーベルは俺たちにアップテンポな作品をリリースしてほしくて、俺らは仕方なくそれに従っていた。俺はものすごい鬱状態になってしまって、辛い時期だった」と語る。

Pharrellによると、「大変だったがそういう時期も必要。落ちた時に大事なのは『いつ起き上がるか』『どのように起き上がるか』じゃなくて、本当に自分を見つめることだ。確かに暗黒期だったけど、今じゃ太陽のど真ん中にいるように感じるよ」と、もうすでに暗黒期は脱して、復活することができたそうだ。

インタビュー全文はこちら。N.E.R.Dはニューアルバム『No_One Ever Really Dies』のリリース日とトラックリストを発表している。

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