ロンドンの名門インターネットラジオ局NTSが立ち退きの危機に

NTSといえばロンドンというより、世界のアンダーグラウンドなシーンを紹介してきたネットラジオ局で、日本からも多くのDJやアーティストが参加している。

そんな名門ラジオ局のスタジオが立ち退きの危機にある。

NTSのスタジオがあるのはロンドンのハックニー地区にあるGillett Square。ここはロンドンでも数少ない公共のイベントが開催されている場所であり、NTSの他にもライブハウスThe Vortexも、ここにある。「毎週多くのアーティストが出入りすることもあり、この地区の若者に多くの仕事をもたらしてきた」とNTSはFACTの取材に答えている

さらにスケートボードの名所でもあったGillett Squareだが、競売によって民間のデベロッパーに売ることをハックニー議会は検討しているという。

NTS側はデベロッパーに売却されると、スタジオを立ち退きし、これまでGillett Squareが作り上げてきた空気がなくなると主張し、こう述べている。「この決定は大きな恥になるだろう。Gillett Squareはロンドンで数少ない定期的なイベントを開催できる公共のスペースで、公共の自由があるロンドンではレアな場所だ」と、Gillett Squareを現状のまま保つよう主張している。

現在Gillett Squareの売却に抵抗する署名キャンペーンが展開されている。署名は以下のツイートからできる。

related

1/17 21時より、スタジオ・ジブリの30年を音楽で回顧する番組がNTS Radioでオンエアー

NTS Radioが現地時間1/17 正午(日本時間21時)より、スタジオ・ジブリの86〜'92年の楽曲を中心にセレクトした番組を放送する。

12時間まるごとスピリチュアル・ジャズ。そのジャンルの歴史をめぐるラジオ番組のアーカイブが公開される

2012年に録音されたBlack Classicalによる「スピリチュアル・ジャズの歴史」というラジオ番組のアーカイブが4年の時を経て、NTS RadioのMixcloudで公開された。

most popular

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。