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Lil Yachtyが新作『Teenage Emotins』に込めたメッセージを語る。「10代のあらゆる側面が詰まっている」
Lil Yachtyが16日、自身のInstagramにデビューアルバム『Teenage Emotions』のカバーアートの隠れたプロセスを語った。
『Teenage Emotions』のカバーアートは、キスをしているゲイカップルやアルビノの女性など、これまでヒップホップの中には登場する機会のなかったマイノリティーにYachtyが囲まれ、さらにその色彩感覚もYachtyらしさのあるビジュアルになっている。「10代が持つあらゆる側面を表現したかった。それは高校時代に初めて見たもの、経験したことについてが全てだ」と語り「男性カップルでキスするのは高校生になるまで見たことが無かったし、アルビノのキッズやビジュアル系の格好をしたキッズもそう」と続けた。
Lil Yachtyは現在、19歳。高校時代に得た経験がYachtyにとってパーソナルでリアルなものだと伝わってくる。その気持ちに応え、自身がバイセクシャルだと告白したTaylor BennettやドラッグクイーンのAdore Delanoなど数多くのアーティストがYachtyに賛辞を送った。
今年の始め、『Teenage Emotions』のデザインを務めたアートデザイナーのMihailo AndicがXXLのインタビューで、カバーアートについて「このアートカバーが物議を醸すのは分かっている」と語っていた。「Yachtyは10代のキングだ。彼はみんなが自分は誰なのかとか、自分を愛するとか、自尊心を持つとか重要じゃないと考えてたんだと思う」と説明した。
Yachtyのデビューアルバム『Teenage Emotios』は今月の26日にリリースされる。(野口耕一)