ミュージック・マガジン最新号で日本のヒップホップ・アルバム・ベスト100特集

5/20に発売されるミュージック・マガジンの2017年6月号の特集として、「日本のヒップホップ・アルバム・ベスト100」が掲載される。

Music Magazine

近年大きく注目されてきた日本語ラップ、数多くのメディアでもさまざまな企画が組まれてきた。その一方で、作品そのものに焦点を当てたものは少なかったということで、ミュージック・マガジンではランキングというかたちで、日本のヒップホップ史を彩ってきた傑作100枚を選出した。

31人の評論家/ライター/ブロガーが30枚ずつ、1位から30位まで順位をつけて選んだものを編集部で集計トップ100を選出した。投票のあった作品は全部で350枚超、さらにその350作品以外にも聴くべき作品は数多いだろう。どの作品が選出されているのか、まずは掲載された100枚を通して、日本のヒップホップの豊かさに触れてみてはいかがだろうか?

特集内容

■ 31人の投票で選ばれた100枚!(安東三、泉智、伊藤雄介、岩下朋世、印南敦史、韻踏み夫、浦田威、荏開津広、大前至、奥田愛基、靴底、gogonyanta、小鉄、小林野渉、斎井直史、斉木小太郎、佐々木寛太郎、佐藤雄一、高岡洋詞、高木 “JET”晋一郎、高橋圭太、DJ YANATAKE、中里友、二宮慶介、服部昇大、二木信、矢野利裕、山田文大、吉田雅史、渡辺志保、和田哲郎)

■ ランキング包括大放談〜Creepy Nuts〔R‐指定 & DJ松永〕×DOTAMA(構成=高岡洋詞)

■ ゆるふわギャング・インタヴュー(二木信)

■ ZEEBRA〜自ら立ち上げたヒップホップ専門ネット・ラジオ局”WREP”(印南敦史)

■ 日本のヒップホップの評価基準を定めて共有していくための試み(荏開津広×二木信)

■ 筆者紹介〜ランキングに参加した31名

その他の内容についてはこちらから。

RELATED

カルチャーマガジンEYESCREAMの最新号でヒップホップフェス『POP YOURS』を特集 | 2023年の出演者やヒップホップシーンに携わる総勢50名が登場

明日3/1(水)に発売されるカルチャーマガジンEYESCREAMの最新号で、5月に開催するヒップホップフェス『POP YOURS』が特集される。

インディペンデント・ストリートカルチャーマガジン『DAWN』の最新号が刊行 | ILL-BOSSTINO、ゆるふわギャング、dodo、仙人掌、Fuji Taito、『K/A/T/O MASSACRE』などが登場

インディペンデント・ストリートカルチャーマガジンとして注目を集めている『DAWN』が最新号『DAWN N°2 SUSTINABLE FUTURE』を刊行する。

EYESCREAMの最新号は10周年を迎えたSUMMIT特集

カルチャーマガジンEYESCREAMの最新号で、今年設立10周年を迎えたヒップホップレーベルSUMMITが巻頭特集でフォーカスされている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。