これまでにないほど自然なバーチャルシンガーAmber Gのソフト化を目指すクラウドファンディング

今年、4枚目のアルバムのリリースを控えているバーチャルシンガー、Amber Gの製作チームが一般の人々でもAmberの声を楽曲製作に使用できるソフトウェアをリリースするクラウドファンディングプロジェクトをKickstarterでスタートさせた。

海外メディアによればAmber Gの製作チームはユーザーが歌詞とメロディーを作成し、ソフトウェアにインプットすると、ヴァーチャルシンガーのAmber Gが歌うソフトウェアの開発を急いでいる。製作者であるGrant GrueningerはAmber Gを「自然でエモーショナルな本物のヴォーカルを使いたい時に使って欲しい」と語った。

ソフトウェアには、ピッチの調整、ビブラート、クロスフェイドなどの機能を搭載し、より本物らしいボーカルが使用できるようになる。

Amber Gは紫色のロングヘアーで、青いアイシャドウに、白い肌をした18歳のAIの少女という設定。2000年に元々、制作者のGrueningerがポップスのデモを製作するために作られたものだったが、3ヶ月後にはiTunesでアルバムをリリースするまでになった。

このKickstarterのキャンペーンは3/23にローンチした。目標金額は2万ドルでAmber Gのベーシックなソフトウェアが付くのは180ドルのコースから、音楽プロデューサーとの1時間の個人レッスンや製作などが付く250ドルと500ドルのコースが用意されている。キャンペーンが成功したら、Amber Gのソフトは今年の9月にリリース予定だ。(野口耕一)

RELATED

アメリカでレコードの売上がフィジカル音源売上の3分の1を占める

近年のレコードブームの再来により、2017年にはアメリカでのレコードの総売上枚数が1991年以来最高を記録した。そして、昨年もその勢いは続いているようだ。

2018年のアメリカにおけるライブ音楽ビジネスに関する調査が発表|アメリカ人の半数以上が何らかの音楽イベントに参加

昨日、データ分析会社のNielsenが2018年におけるアメリカのライブ音楽ビジネスの分析結果を公開した。

EUや日本で相次いで著作権法が改正 | DJやYouTubeチャンネルが影響を受ける可能性も

EUの議会にて今年の9月に可決、承認された「著作権新指令案」。現行の著作権法をさらに強化したこの法案は世界中で議論の対象となっているが、これについてYouTube音楽部門の責任者であるLyor CohenがBillboardのインタビューにて警鐘を鳴らしている。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。