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アメフト大学リーグの人気選手がRick Rossのアルバムにプロデューサーとして参加
日本では珍しいがアメリカのスポーツ界では、野球とアメフトを掛け持ちしたり、二足のわらじを履くパターンがよくある。
例えば元NBAのスターアレン・アイバーソンは高校までバスケとアメフトの両方で活躍していた。
しかしビートメーカーとアメフトという2つを掛け持ちできる人はなかなかいないのだろうか。
名門マイアミ大学のアメフトチーム、マイアミ・ハリケーンズに所属しているChad Thomasは、その極めて稀な例だ。チームではディフェンスのプレイヤーとして活躍している彼は、Major NineというプロデューサーネームでRick Rossの最新作『Rather You Than Me』に収録されている"Apple of My Eye"のビートを提供している。Major Nineとしてはこれまでにも地元マイアミのアーティストを中心に300アーティスト以上にビートを提供してきた。
ChadはWashington Postのインタビューで「めちゃめちゃ嬉しかった。曲がリリースされたのが、お母さんの誕生日の一週間後だったから驚かせたかったんだ。お母さんには「僕の作ったビートがRick Rossのアルバムのイントロに使われたよ」って言ったよ。お父さんに伝えたら「ギャラの小切手の控えをプリントして、額装しよう」って言ってくれて、泣けたね」と自分にとっても大きな出来事だったと振り返った。
Rick Rossのアルバム『Rather You Than Me』は3/17にリリースされたばかりで、Gucci ManeやFuture、Meek Millなどがフィーチャーされている。