2016 Best Or Worst by 高倉宏司
いよいよ2016年も残す所、12月を残すのみ。今年も様々な作品の話題や、トピック、ムーブメントが起きては過ぎ去り、慌ただしい日々を過ごしていたという人も多いはず。そんな2016年をFNMNLなりに振り返る企画「2016 Best or Worst』。様々なジャンルで活躍する方々に、今年の個人的なベストもしくはワースト、もしくは両方をあげてもらった。こちらはロンドンでレコード屋に勤務しつつ、2015年にRiddim Chango Recordsを立ち上げた高倉宏司による、2016年のベスト。
2016 Best by 高倉宏司
Sir Spyro - Topper Top ft. Teddy Bruckshot, Lady Chann and Killa P
コメント
鼻歌をオートチューンでいじったような貧弱なMCのトレンドに、本物の男とは何たるかを見せつけるラガ•グライムのモンスターチューン。2016は他にもTrimやEquiknoxxのアルバム等挙げたいリリースがあったのですが、インパクトという点でこのビッグチューンを。他にインパクトがあったのは、 Bestivalで片手にギブスをしてもう片手でEDMをプレイしていた白髪の老婆。後で人に聞いたら60年代にBBCラジオ初の女性DJとなり、現在76歳になってもまだ現役ラジオDJのAnnie NIghtingaleでした。腰が曲がっても今の音楽をかけ続ける姿勢には脱帽。
来年に向けての告知など
Riddim Chango Recordsというレーベルを1TA氏と運営しています。
プロフィール
高倉宏司
2007年に渡英、