【追記有】オークランドで開催されたパーティで火事が発生し、アーティストやオーディエンスを含む34名が死亡の惨事に。ドネーションも始まる
アメリカ西海岸発のインディ・クラブの立役者でもあるレーベル100% Silkのアーティストが出演したオークランドでのウェアハウス・レイブで火事が発生し、24人が亡くなった。100% Silkは声明を発表し、被害者や家族対するドネーション・プロジェクトも始まっている。
(当初100% SILKがオーガナイズしたイベントとの報道があったが、100% SILKはその事実を否定している。)
現地時間金曜日に、カリフォルニア・オークランドにある2階建ての倉庫兼スタジオで開催されていたレイブで不慮の火災が発生。日曜日までに24人が死亡したと現地警察によって確認されている。
YOUCARINGではGRAY AREAクラウドファンディングによるドネーションもスタートしている。
オークランドのFruitvale地域にある「Ghost Ship」の名で知られるスタジオ兼住居にはスプリンクラーも煙報知機もなかったと報じられている。生存者が語るところによると消化器も使えず、通路も閉ざされていたので、2階から飛び降りたということだ。
The East Bay TimesによるとDerick Alemanyがこの倉庫とスタジオのオーナーだそうだが、犠牲者よりも建物などの被害を案じた彼のFacebookへの投稿が多くの非難を招いているようだ。(Facebookの投稿は削除されている)
RBMA卒業生のSapphire Slowsも100% Silkにゆかりのあるアーティストの一人だ。彼女もドネーションを呼びかけている。
私のアメリカのレーベル、100% Silkのオークランドでのショーケースで起きた火事で既に36名の死亡が確認されました。2名のアーティストも含まれています。余りの悲劇に言葉を失っています。日本の皆さんにも寄付をお願いしたいです。https://t.co/PIGuXjnsDH
— Sapphire Slows (@sapphireslows) 6 December 2016
皆、才能ある、音楽を愛する、未来ある若い人々です。アメリカでは医療保険の制度も整っておらず、負傷者も、関係者もお金のない人が多いです。できれば寄付をして、それから彼らの音楽も聴いてほしいです。
— Sapphire Slows (@sapphireslows) 6 December 2016
メディアはレーベルに詰め寄ったり、会場のライセンスや消防法的な面を責めたりしていますが、いまは皆ただ悲しみに暮れていて、安全面のことはもちろん、これから学んでいかなければなりませんが、このショーはドラックにまみれたレイブでもなければ、商業的なフェスでもありません
— Sapphire Slows (@sapphireslows) 6 December 2016
私たちと同じように、アンダーグラウンドな音楽を愛する人々が、大したお金ももらわず、自分たちの意思で、DIYでやっていたこと。彼らを責めないでください。今は、彼らのために祈り、まだ発見されていない人々が早く見つかりますように。https://t.co/PIGuXjnsDH
— Sapphire Slows (@sapphireslows) 6 December 2016