渋谷のクラブ3会場、アーティスト約40組で迎える7年目のハロウィンパーティ。オーガナイザー/装飾チーム 「YA3i」インタビュー

2015年にKERO KERO BONITO、KANE WEST(PC MUSIC)の初来日公演をサポートし、OUTLOOK FESTIVAL LAUNCH PARTY IN JAPAN 2016の会場UNICEの装飾を担当したイベントオーガナイザー/装飾チームYA3iが送るハロウィン・パーティー『TIME MACHINE 777』が、10/29の19時からオールナイトで渋谷 LOUNGE NEO / Glad / VUENOSで開催される。

 

 

約40組のアーティストが3箇所に分かれて、「タイムマシン」をテーマに各フロアを”過去・現在・未来”に例え、テーマに沿った装飾が施されたフロアを行き交いながら「音楽や映像、そして来場者各々の仮装を通して時代を体感させる」というコンセプトで一夜を作り上げる。

そのオーガナイザーチームのYA3iのメンバーIchika、cos.、Amiの3人に、2009年からハロウィンのパーティーを始めたきっかけ、出会い、憧れ、パーティーオーガナイズの苦労、パーティーのモチベーション、目標などについて話を聞いた。

このインタビューはYA3iによるイベントの歴史であると同時に、10代後半を2000年代後半の東京で過ごした3人の個人的な憧れや東京のカルチャー史の断片としても読んでもらえるかもしれない。

A photo posted by YA3i (@ya3igirls) on

Interview and photography by Jun Yokoyama

---

_DSC1453-2

パーティの準備中の忙しいところ、ありがとうございます。作業場で申し訳ないですけど、まずはYA3iという名前の由来からお願いします。

Ichika - よしっ、YA3i(ヤサイ)誕生の話からしよう!

cos. - いろいろな歴史があるから、まずはYASSI(ヤッシ)の話からかな。

Ami - そう、YA3iは5人でした。

3人じゃないの?

Ichika - 話すと長くなるんだけど、私たち3人共同じ中高で、私が一番年下、コサインが真ん中、あみぱいがその一個上。学年は全員違うの。けどコサインとあみぱいが同じ時期に交換留学をしたから、帰国後にそれぞれの学年が1学年ずつずれたのね。だからまず2人が留学生同士として帰国後につながったの。

Ami - 留学から帰って来た登校初日に会ったよね。

cos. - あみぱいはイギリスに行っていて、私はアメリカ。あみぱいに会話のきっかけとして「イギリスってイギリス訛りなんですか?」って聞いたら「何?イギリス訛りって」って言われちゃって(笑)

Ami - 完全にイギリスのマインドに染まって帰ってきた(笑)

cos. - それでその時は「ああ…」って会話が終わっちゃったんだけど(笑) その後、あみぱいとは留学生同士ってこともあって校内で会う機会が多くなって。実は2人ともインディー・ロックとか音楽が好きだったり、共通の趣味があって、どんどん仲良くなっていったね。

Ami - その当時2006年くらいかな。MyspaceとかFacebookが留学先の海外で流行ってたんだけど、日本でやってる人は周りにほとんどいなかったの。でも、コサインとか周りの音楽が好きな友達がわずかにやっていて、自然と趣味でみんな繋がって仲良くなっていったね。

cos. - いちかとの出会いは高2の物理のクラス。その時からいちかは海外モデルとかランウェイとかが好きで、ファッション雑誌の切り抜きををコラージュしたものを下敷きとして授業中に使ってたの。私も好きだったし、学校に趣味が合う人はほとんどいなかったから、はっ!と見つけた時に恐る恐る「これモデルのイリナ(Irina Lazareanu)だよね」って思わず話しかけたのがきっかけかな。

インターネットと下敷きか…。

_DSC1642-2

Ichika - ちなみにコサインがこの「cos」っていうあだ名になったのは、この物理のクラスで力学を習ってた時に生まれた(笑)

cos. - 物理できないの!
で、海外のファッションとかを追ってると、自然とThe Cobra Snakeっていうカメラマンのウェブサイトに行き着くんだよね。世界中を回っては、著名人とかモデルとかを中心にファッショナブルだけどちょっとエッジの効いてる人たちをたくさんスナップして、サイトに随時載せてる人。

Ichika - そのCobra Snakeのウェブサイトが高校生の時めちゃくちゃ好きで、でもそういう話をできる人はクラスにコサインしかいなかった。だから彼女とはさっきの下敷きで出会い、Cobra Snakeでどんどん仲良くなっていったって感じ。で、Cobra Snakeに出てくるFalineっていう超有名でヒップなお店が原宿にあるんだけど、コサインと行こうってなって。当時2人とも高校2年生、気合い入れてアメアパのスウェットとかを買ってね。5000円くらいしたのかな。

cos. - 超なつかしい…。

Ichika - ブランド物とか持ってなかったし、バイトもできなかったから5000円なんて超高く感じて。アメアパのスウェットもブランド物買った気分で。それをおしゃれだと思ってるから(笑)アメアパを着て、Falineに行ってたりしてた。

cos. - 緊張しちゃってなかなか入れなくって、お店の前でずっともじもじしてたこともあったよね(笑)

Ichika - そうそう(笑) もうFalineの人たちは私たちの高校時代のミューズみたいな人たちだったから会うたびめっちゃ緊張したね。そして毎年2月14日、バレンタインデーの日にFalineがアニバーサリーのパーティーをしてるんだけど、私が17歳の時に3人でそのアニバーサリーに行きたいねってなって。会場は青山にあったルバロンだね。そのパーティーは出だしから本当に凄かった。Falineの前にリムジンが止まって、ドレスアップした人たちがシャンパングラスを片手にルバロンまで乗っていくの。当時10代だった私たちはそれを目の当たりにして、その華やかな世界を見た瞬間に私の中でパーティーと言えばこれって完全に出来上がった。これは今でも変わらないかな。ちなみにその時のゲストDJはMisshapes!

cos. - ドレスにシャンパン、リムジン。完全に映画や海外セレブのような世界に見えたよね。そして、それを日本人がかっこよくやってる!みたいな。

Ichika - そう、しかもそれを嫌味ったらしくなく、似合ってやってるみたいな。

cos. - それで、YA3iの3人が初めて揃ったのは、Cobra Snakeの来日イベントがFalineであった時だっけ。

Ami - 違うよ。その前にJustice(フランスを代表するエレクトロ・デュオ)で会ってるよ!。「Justice来日だって!行こう!」ってなった時に、コサインが学校の友達のいちかっていう子もJustice好きだから一緒に行こうなったの。それで3人で学校帰りに新木場のageHaに行って、テンションの上がり具合も含めて意気投合して、そこから仲良くなったんだよ。

_DSC1409-2

Ichika - 話がそれまくってるからYASSIの話に戻るけど、私たち3人プラスもう2人、デザインとかファッションが好きな子たちがいたの。コサインの家で5人で遊んだ時に、クリエイティブな事をしよう!って言い出したのがすべてのきっかけ。「謎のクリエイティブ集団」って言いたかったんだよね(笑)

Ami - 若すぎだよね。みんなで集まって何か作るっていう会を定期的にしてて。同じ時期に私はDJを初めたんだっけな。その頃、後にDALLJUB STEP CLUBのメンバーになったGOTO君と同じコンビニで働いてて、私のダフトパンクとブリトニー・スピアーズのマッシュアップ着メロにGOTO君が反応して、それがきっかけで友達になって、DJに興味があったから教えてもらってたりしたの。で、ある程度DJのノウハウを掴んだ後、ゆめちゃん(yumeka)が主宰のOSFCってグループが同世代のDJやトラックメーカーをTwitterで募集してるのをたまたま見つけて、もっとDJやってる人と知り合いになりたいなって連絡してみた。で、そこからどんどん色々な東京のクラブに行くようになったな。

cos. - 3人それぞれ憧れがあって、それを自分たちでもDIY精神で叶えようって気持ちが一致していて、とにかく集まって何かしら活動していたよね。そういった活動と同時期に、あみぱいがクラブにどんどん行き始めたりDJ出演したりするようになって、今までなかった音楽の人たちとのつながりが生まれはじめて…。そして、そんな中、当時周りではそんな馴染みのなかったハロウィンが近づいてきて、「自分たちでパーティーしたくない?」ってなっていった。

その当時、ハロウィンの時期になっても仮装をしている人なんて街にはほとんど居なかったんだけど、Cobra Snakeのハロウィンパーティー・フォトを見たり、Faline周りの人たちがおしゃれに仮装をしてパーティーを楽しんでる様子を写真で見たりしていて、そんなハロウィンに憧れてた。しかもドンキとかで売ってるコスチュームをそのまま着たりするんじゃなくって、もっとオリジナルかつお洒落で、きちんと髪の毛もセットしたりとかしてね。だから私たちもそういうことをしたくて。初めてハロウィンパーティーを開催したのは2009年なんだけど、その前の年にもそれぞれ手作りの服やクローゼットにあった服を持ち寄って仮装したの。夜な夜な表参道を歩き回って、ハイブランドのショーウィンドウ前とかストリートアートの前で写真を撮ったりして(笑) 自分たちだけのハロウィンを楽しんでた。

Ichika - これは8年前の話だけど、今でも私たちがハロウィンパーティーに対して、ファッショナブルであること、そしてコンセプチュアル且つDIY精神を忘れないことは、多分この時からあったんだと思う。で、その時のメンバーがさっき言った「YASSI」っていうやつ。

_DSC1382-2

その名前はどこから来たの?

cos. - その5人でお泊まり会をしてた時にいちかがスケッチブックにみんなの名前を並べて、頭文字を繋げて「YASSI(ヤッシ)じゃない?」って言いだしたのがきっかけなんだよね。で、YASSIになり、最終的に私たち3人が主に一緒に活動するようになって、実質YAIになって…。

3人だからYAとIの間に3を入れてみてYA3iって表記するようにしたら、「ヤサイ」って呼ばれるようになった。私たちは表記だけのつもりだったんだけど、OSFCのyumeka君がヤサイって読み出してね、確か…。で、ヤサイとか野菜って名でみんなに呼ばれるのが定着していったね。

Ichika - で、YA3iが誕生しました。

大学生の時からイベントとか行ってたの?

Ichika - 偽造ID作ってハタチぶって行ってた。

やばいね…。

Ichika - コンビニで学生証カラーコピーして、ラミネートして。コサインがコンビニによって印刷の質が違うとか言い出したんだよ。

cos. - ローソンのコピー機が一番いいからそこでプリントした方がいいとか言ってたね、確か(笑)

Ichika - ローソンって指示されてから、わたしちゃんとそこでやったんだよ(笑) 1991年っていうのをなんとか1988年とかに変えなくちゃいけないから、1回印刷してその上に数字の紙を当てて、もう一回印刷して、ラミネートしてって。何食わぬ顔でセキリュティに見せてたの。

cos. - けど、一回も成功しなくて(笑)

一回も?(笑)

cos. - ドキドキして出したら、セキュリティの人にピリ〜って破かれてあ〜って(笑) でもパーティー主催の人がその様子を見てて、入れてくれたんだよね。あと近くにいた外国人カメラマンの通訳とツレの振りをしたりもしてたね(笑) 10代後半はクラブにおしゃれして行くのがとにかくワクワク楽しくて仕方なかったね。

Ichika - Falineの人たちがやってることしてみたかったんだよね。だから私たちもおしゃれして行かなきゃって。高い服もアクセサリーも持ってないけど、アイロンビーズとかで作って…でも、今の大学生からしたらありえないのかな…

Ami - 私、パーティー前にいちかのメイクしたの覚えてるよ。まだその頃全然メイクもできなかったんだよね。

cos. - その後「電刃」とかOSFC主催の茶箱でのイベントに行ったりして、iPhoneやパソコンと一緒に踊る当時未知の文化にカルチャーショックを受けた(笑) あとはAsiaのレギュラー・イベントに足を運ぶようになって、ほんとその頃から知り合いが出るイベントにみんなで積極的に行くようになったよね。

Ichika - で、気付いたらYA3iでイベントを超やってた。…。

…。

…。

インタビュー終わり?(笑)

Ichika - 初期衝動を話しすぎて疲れちゃった。

YA3iのパーティーをはじめるまでの高まりは感じたので、YA3iとしての活動、ハロウィンパーティーのこれまでの話を聞かせてください。ちょっと休憩しましょ〜。

CM:

ここからは6年間続けてきたYA3iのハロウィンパーティについて聞きます。

Ami - 1年目から3年目までは三軒茶屋のHEll'S BARってなんでもできる小さなバーでパーティーをやってたの。1年目のテーマは「ディズニー」、2年目は「SF」で宇宙大作戦ってタイトル。

cos. - 1年目はデイ・イベント。2年目以降はクラブによく行くようになってたのもあって、自然と深夜帯のイベントになっていった。

Ami - 3年目は「ティム・バートン」。

Ichika - 4年目は青山のEverで「ファンタジー」。

Ami - ティム・バートンの回に結構テーマに沿って仮装してくれる人が増えて、会場内がホーンテッドマンションみたいになったんだよね。だから、4年目はもっとコンセプチュアルにしていきたいねって、それに合わせて装飾や何を用意したいか色々な妄想が膨らんでいったの。

cos. - 音楽だけでなく、いろいろなブースを混ぜはじめたのがこの年。ファンタジーっていうテーマだったんだけど、ビーズができるようにしたり、友達がアクセサリー売ったり、タロットブースがあったり。

Ami - ポップコーンマシンとわたあめ機も置いたよね。

cos. - 学校の友だちとかが、音楽以外にも何か楽しめるよう考えて。知り合いの突起した特技…?

(突起…?)

Ami - 友達の特技や才能生かして、パーティー内に音楽だけじゃなくエンタメになるようなものも提供していきたいなって、友達も巻き込んで開催するようになったんだよね。あとテーマは「ファンタジー」だったけど、音的にはベース・ミュージック寄りだったから、そのギャップもおもしろかったよね。

で、4年目のハロウィンが終わった数ヶ月後、渋谷のGladとLOUNGE NEOでSoundgramっていうイベントがやっていて、いちかとコサインが行ってて、「2会場をエレベーターで行き来できる!」っていう楽しさをそこで初めて知ってったんだよね。

cos. - パーティーをより盛り上げるためにルミカライトとか光る指輪を配ってて、楽しい!やりたい!ってなった。イベント自体も単純に楽しかったよね。

そして、その後そのGladとLOUNGE NEOでパーティーを開催することになって、親身に私たちの相談やわがままを聞いてくれる店長のたまさんと出会って、今までには得られなかった…。得られなかった…愛着

太文字にしておきます。

A photo posted by YA3i (@ya3igirls) on


まとめると1~3年目が三軒茶屋のHEll'S BAR、4年目が青山ever、5~6年目がGladとLOUNGE NEOってことかな。

Ichika - うん。あと5年目は、前年のテーマがファンタジーでひたすらラブリー&ドリーミーって内装にしたから、真逆でいこうってことで “ワル” をテーマに「#GANGLAND」っていうタイトルで開催した。

cos. - Seihoさんに出演してほしかったから直談判しに行ったり。

Ami - メジャーデビューしたてで忙しいところだったけど、壁ドンでお願いしたね。

cos. - GladとLOUNGE NEOっていう、これまでと比べて大分規模が大きい箱を借りるようになってから、考えなきゃいけないことも増えて結構大変になったね。

Ichika - そしてその頃から渋谷が荒れはじめて…。

A photo posted by YA3i (@ya3igirls) on

???(笑) 荒れるって何?

Ichika - ハロウィンが浸透しはじめて、仮装してきた人たちが渋谷中に溜まるようになった。それ見てたら単純に渋谷でやるのが嫌になっちゃったよね。

cos. - 「パーティー行くよ!」ってせっかく言ってくれてた人も来るのが大変になって断念しちゃったり、アーティストやイベント自体が目当てというよりも、ハロウィンで流れで来た人がパーティーにたくさん来てまじで治安が悪くなっていっちゃって…(笑)

Ichika - 装飾や什器が壊れたり、エレベーターが混んでアーティストとかの移動がしにくくなっちゃったりして。終わってから3人でめちゃくちゃへこんで、結局朝にイベント終わって昼過ぎくらいまで仮装のまま反省会したよね。

だから5年目は結構苦しんだね。けどそれを活かしたのが6年目。もうそういう失敗はしたくないと思って、たまさんに沢山相談させてもらったり、たまさんもYA3iのためにいろいろ提案して対応してくれて。エレベーターが混むから、外階段を使えるようにしてもらったりとか。

_DSC1444-2

cos. - あとはタイムテーブルだね。

Ichika - お客さんがフロアでバランス良くバラけるように、タイムテーブルを考えてね。今までは「仮装やりたい!飾り付けしたい!コンセプチュアルにしたい!友達に出てほしい!」みたいな感じで基本動いてたんだけど、去年くらいからそんな感じでやってらんなくなっちゃって、規模が。綿密に人の行動を分析するようになったな。

cos. - あと6年目は初の海外のアーティストを呼べることになったりして、より一層運営面もちゃんとしなきゃっていう意識も強くなったね。装飾も、アーティストのブッキングも考えることが多くなって、泊まり込み作業も始まった年だったね。

けど、去年は開催日がハロウィン当日の10/31でね、渋谷はもう最悪だったよね(笑) 会場内は良かったけど、#GANGLANDの時より外はひどかったんじゃないかな、渋谷の交差点が規制かかって身動きとれなかったらしいし。

Ichika - だから今年はもう本当に渋谷でやるのをやめようっていう話になったんだけど、ここ1~2年良いなって思ってたクラブがなくなっちゃったりしてて、理想の箱みたいなのが全くなくて。だからたまさんに今年の10月のスケジュールだけでも聞いてみようって言ったら、なんと今年はLOUNGE NEOとGladだけじゃなく、VUENOSも使えるよって聞いて。しかも29日はデイイベ枠がないから、何時からでもオープンできるうえに、私たちが時間かけて制作した装飾にも好きなだけ設置時間をかけれるよって、ありがたい提案もらえて…!

結局渋谷かよって思うかもしれないけど、今年の装飾はすごいよ。今までは22時に会場入って、23時のオープンに向けて1時間弱で装飾したり、機材チェックしたり、出演者の人にご挨拶したりしてたの。正直やばすぎたね。

最後にイベントをなぜ続けるのか、YA3iのパーティらしさとは何か、一番大事にしているもの、アーティストと関係をどうやって作っていくかを次ページで。

RELATED

【インタビュー】PAS TASTA 『GRAND POP』 │ おれたちの戦いはこれからだ

FUJI ROCKやSUMMER SONICをはじめ大きな舞台への出演を経験した6人組は、今度の2ndアルバム『GRAND POP』にて新たな挑戦を試みたようだ

okudakunが2ndアルバム『my song file.2』をリリース

クラウドラップ・コレクティブtmjclubのコアメンバーでもあるラッパー・プロデューサーのokudakunが、12月6日(金)に2ndアルバム『my song file.2』をリリースした。 本作『my song file.2』は目まぐるしい変化を続ける自身の現時点での心象風景をスケッチする...

Peterparker69とTwo Shellのコラボ曲"Magic Powers"をリリース

Peterparker69とTwo Shellによる初のコラボシングル”Magic Powers”が12/6(金)にリリースされた。

MOST POPULAR

【Interview】UKの鬼才The Bugが「俺の感情のピース」と語る新プロジェクト「Sirens」とは

The Bugとして知られるイギリス人アーティストKevin Martinは、これまで主にGod, Techno Animal, The Bug, King Midas Soundとして活動し、変化しながらも、他の誰にも真似できない自らの音楽を貫いてきた、UK及びヨーロッパの音楽界の重要人物である。彼が今回新プロジェクトのSirensという名のショーケースをスタートさせた。彼が「感情のピース」と表現するSirensはどういった音楽なのか、ロンドンでのライブの前日に話を聞いてみた。

【コラム】Childish Gambino - "This Is America" | アメリカからは逃げられない

Childish Gambinoの新曲"This is America"が、大きな話題になっている。『Atlanta』やこれまでもChildish Gambinoのミュージックビデオを多く手がけてきたヒロ・ムライが制作した、同曲のミュージックビデオは公開から3日ですでに3000万回再生を突破している。

WONKとThe Love ExperimentがチョイスするNYと日本の10曲

東京を拠点に活動するWONKと、NYのThe Love Experimentによる海を越えたコラボ作『BINARY』。11月にリリースされた同作を記念して、ツアーが1月8日(月・祝)にブルーノート東京、1月10日(水)にビルボードライブ大阪、そして1月11日(木)に名古屋ブルーノートにて行われる。