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yahyelがデビューアルバム『Flesh and Blood』をリリースへ

2016.10.04
FNMNL編集部

yahyelは2015年に池貝峻、篠田ミル、杉本亘の 3 名によって結成され、現在VJに山田健人、ドラムに大井一彌を迎えて現在の編成に至っている。これまでに自主制作でEP『Y』を、両A 面7インチ『Fool / Midnight Run』をリリース、そして9 月にリリースした限定CD『Once / Flare』が即完売になるなど注目を集めている。

そんなyahyelが11/23にデビューアルバム『Flesh and Blood』をリリースする。ディストピア性がテーマという同作には『AKIRA』や伊藤計劃の諸作品、『1984』、『マトリックス』などがインスピレーション元に挙げられている。

しかし『Flesh and Blood』というタイトルの通り、yahyelのサウンドの中には、ディストピアの中で、生々しくドロドロとしたパーソナルな感情を発露させる人間の姿がみえてくる。

コンテクストを意識しつつ切り詰められたクールな感触を与えるサウンドに池貝のエモーショナルでセクシーなボーカルが融合したyahyelのサウンドは、機械と情報に囲まれて生きる新世代の、それでも止まらない脈動を伝えている。

シングルとしてリリースされた"Once"や、昨年自主制作でリリースされた楽曲も、アルバム用に新たにミックスされたアルバム・ヴァージョンとして収録されている。マスタリングは、Aphex TwinやArca、James Blakeなどを手がけるマット・コルトンが担当。

なお、yahyelは10月22日（土）に恵比寿LIQUIDROOMにて開催されるHOUSE OF LIQUIDへの出演が決定している。

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