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ロラパルーザの創設者がEDMを批判
アメリカ最大級のロックフェスティバル、ロラパルーザは創設者、Perry Farrellが自身のバンドJane’s Addictionの解散ツアーとして、1991年に第1回目のロラパルーザを開催して以来、今年で25周年を迎える。来週の25周年記念ライブには、Radiohead、Red Hot Chili Peppersなどの有名ロックバンドのほか、Bro Safari、Flosstradamusといった大物DJ・EDMアーティストの参戦も決まっているが、創設者のFarrellがEDM批判をおこなった。
文 : 稲田瑞規
The Chicago Tribuneのインタビューで、Farrellは近年のEDMに好意を抱いていない旨を明かしている。Farrellは「俺はEDMが嫌いだ。それはもう自分のフェスからつまみ出したいくらいに。俺の愛するハウスミュージックをEDMが台無しにした。もう我慢ならない。…時折自分のフェスにうんざりするときがあるんだ」とその複雑な胸中を語っている。
さらに彼は「何かを変えたければ自分の手で変えるしかないんだ。…俺の新しいプロジェクトでは最高のハウスミュージックをやってる。EDMが音楽の入り口になればいいんだけど。EDMはきっと飽きられちゃうよ。」とも述べている。
ロラパルーザは7/28~31までシカゴのグラントパークで開催される。