Famous EnoがMC3人をフィーチャーした”Gangsters”のMVを公開

NYのレーベルMixpakからMurloとの共作”Ariel”や"Jaw Riddim”などをリリースするロンドンのプロデューサーFamous Enoが、グライム、バッシュメント、ダンスホールをクロスオーバーするマンチェスターのレーベルSwing Tingから”Gangsters"を発表した。

ダンスホールレゲエのスターMavadoの"Gangsta For Life”を大胆にサンプリングした”Gangsters”は、ミリタントなリズム、サブベース、癖になるFamous Enoのホーンの連打が特徴的なトラックに合わせて、ジャマイカのAlexxx A Game, バーミンガムのSecocee、そして昨年来日したマンチェスターのレジェンド、MC Foxをフューチャーしたラフィンタフなニューベースミュージックだ。Samrai & PlattによるDJ/プロデューサーユニットのSwing Tingのレーベルから発売される。

公開されたミュージックビデオはJamie Delaneyが監督し、南ロンドンで撮影された。イギリス生まれの2人の役者が、腐りきった警察官、というよりもギャングスターさながらの悪役を好演している。ディレクターはこの「ギャングスター」というありふれたストーリーを「ブラック・コメディのようなもの仕上げて、ひと味違ったものにしたかった」と語った。彼らはまるで「中学校のいじめっこ」のように描かれており、MVはイギリスの社会や政治的な状況を反映させた、シリアスかつコミカルなストーリーになっている。

 

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