オールドスクール・レジェンドのKurtis Blowが「Futureはもっとリスペクトされるべき」と発言
Futureといえばアトランタのトラップシーンで最も影響力のあるラッパーだが、中にはそれでもまだ過小評価されていると感じる人がいるようだ。
オールドスクールのレジェンドであり、メジャーレーベルと初めて契約したラッパーとしても知られているKurtis Blowは、先日Redditに“I am Kurtis blow. Ask me anything.“というスレッドを立て、ファンたちの質問に答えた際に「Futureは今以上にもっとリスペクトされるべきだ。彼は最高のラッパーなのにそれに値する賞賛をうけていない。」と発言した。
彼はDavid Bannerについても「彼の積極的な行動は十分な注目を得ていない。」と持論を展開している。
Kurtis Blowは「オールドスクールなラッパーが現在のシーンに対してリスペクトがない」といった意見に対するカウンターとしてこれらの発言を行なったようで、同スレッドにおいて彼は「時には変化というものを理解するのが難しいこともある。それらを退化としてではなく進化として捉えてみるんだ。」と書き込んでいる。
ヒップホップが現在のようなカルチャーになったことについてKurtis Blowは、「俺はヒップホップの中にいることを誇りに思っているよ。」としており、続けて「世界で一番の音楽ジャンルだからな。今ストリーミングされている音楽の25%がヒップホップで、このカルチャーに参加しているみんながプロップスを得るべきだし、俺はヒップホップを今のような成功に導いたみんなに敬意を表する。」と、ヒップホップシーンに参加している人々にエールを送っている。
オールドスクールなプレイヤーからは批判的な見方を受けることも多い現在のシーンだが、ヒップホップのパイオニアの一人であるKurtis Blowにとって、ヒップホップがこれほどまでに盛り上がっている現状は感慨深いものであるということだろう。