Frank OceanやChance The Rapperが候補者討論会を受け大統領選の投票を呼びかける
アメリカでは今日、11月3日に控えた大統領選に向け、初となる大統領候補者のテレビ討論会が行われた。
そこではジョー・バイデン候補の発言をトランプ現大統領が遮り注意を受ける場面や、極右団体に「待機しておけ」と呼びかけるなど数々の問題発言、行動が見られ物議を醸しているが、この討論会を受けてFrank Oceanが自身のInstagramを更新し、ファンに投票の呼びかけを行っている。
Complexによると、Frank Oceanは討論会の最中にInstagramのストーリーを更新。「討論会は、全てがフェイクであるように感じられた。問題はそこじゃない。ドナルドは大統領で、もし彼が選挙で負けても、ホワイトハウスからは出ていかないと言われている。頼むから投票して欲しい。彼が引きずり出されるのを見る方が、この討論会よりも遥かに面白いはずだよ」と、選挙でトランプを大統領の座から追い出すことをファンに呼びかけている。
続けて「もし選挙人登録が終わっていないのなら、BLONDED.COにスワイプしてくれ。2分で登録出来るよ。おやすみ」と、自身のウェブサイトで投票のための登録が可能であることを知らせている。
また、Chance The Rapperも討論会の惨状を受け自身のTwitterを更新。「この国全体が、自分たちの大統領が公然と人種差別主義者で白人至上主義者であるという事実と、それが国民にとって意味することを軽視し続けるかどうか、もしくは、彼を投票で落とすかどうか、決断を下さなければいけない」とツイートし、投票を強く呼びかけている。
ドナルド・トランプが仮に再選を果たした場合に起こりうることを改めて想像させられてしまうこととなった今回の討論会。多くのアーティストが危機感を覚え投票を訴えている状況だが、果たして選挙の結末はどうなってゆくのだろうか。