Khruangbinが人気コンピシリーズ『Late Night Tales』に登場 | アジアからアフリカまで夜に聴きたい楽曲を選曲

クラシックなソウル、ダブ、サイケデリアを注ぎ込んだサウンドで人気のトリオKhruangbinが、人気のコンピレーションシリーズ『Late Night Tales』に登場した。

『Late Night Tales』は夜に聴きたい楽曲をテーマに、様々な選曲者が楽曲をチョイスする人気シリーズで、Khruangbinが初めて注目されたのもBonoboがこのコンピで彼らの"A Calf Born in Winter"を選曲したことがきっかけ。

今回のコンピではKhruangbinはインドにルーツを持つイギリス人プロデューサー、Bidduがプロデュースしたパキスタンのシンガー、Nazia Hassanによるどこか哀愁漂うヒンディーディスコ"Khushi"、韓国のロックバンド、Sanullimによる軽快なグルーヴが気持ちいい"Don't Go"、ナイジェリアのMaxwell UdohとエチオピアのRoha Bandによるアフリカからの名曲達、そしてベラルーシの人気バンド、ピェスニャルィー(Песняры)の楽曲などを選曲。さらに日本からはMUROがヘビープレイすることでも著名な柳ジョージの"祭りばやしが聞こえるのテーマ"がチョイスされている。

またエクスクルーシブとしてKool & The Gangの名曲"Summer Madness"のKhruangbinによるカバーも収録。

スプリフを吸いながら、バンドメンバーみんなで自分たちは深夜に何を聴くか、ってことを考えるのは楽しかったよ。僕たちはできるだけ多くの国や地域の曲を選曲したいと思っていた。それから、他の国の人が知らないような自分達の地元のアーティストの楽曲を紹介したかった。それがクルアンビンがクルアンビンたる所以なんだ。ヒューストンは頑固で地元中心な感じだけど、 ヒューストンを形作っているのは、絶え間なく入ってくる世界中からの影響だと思う。湾流がヒューストンに入ってくるんだ。それがテーマのようなものだと思う。 - Khruangbin

『Late Night Tales: Khruangbin』はアーティストによる全曲解説対訳が封入された国内流通仕様盤CD、輸入盤CD/LP、更に数量限定の限定輸入盤LP(オレンジ・ヴァイナル)、デジタルで12/4(金)にリリースされる。

Info

label: Late Night Tales / Beat Records
artist: Khruangbin
title: Late Night Tales: Khruangbin
release: 2020/12/4
商品ページ: http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11528
1. Carlos Santana - Illuminations
2. Brilliantes Del Veulo - I Know That
3. Nazia Hassan - Khushi
4. Kelly Doyle - DRM
5. Sanulim - Dont Go
6. Maxwell Udoh - I Like It
7. David Marez - Enseñame
8. Gerald Lee - Can You Feel The Love
9. Justine & The Victorian Punks - Still You
10. George Yanagi -「祭ばやしが聞こえる」のテーマ
11. Песняры - Зачарованная моя
12. Khruangbin - Summer Madness (Exclusive Track)
13. Paloma San Basilio - Contigo
14. Roha Band - Yetikimt Abeba
15. Tierney Malone & Geoffrey Muller - Transmission for
Jehn: Gnossienne No 1 (Exclusive Spoken Word Track)

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