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Futureの“Draco”を口ずさんだイリノイ州の高校生が停学処分に
ラップが全米チャートを席巻するようになったとはいえ、過激な言葉も多く含まれるリリックに眉をひそめる人は未だに多く存在する。今回、Futureの楽曲を口ずさんだ高校生が災難な目に遭ってしまったようだ。
Complexによると、イリノイ州のWashington Community High Schoolに通う高校生が下校途中にFutureの“Draco”のフックを口ずさんでいたところ、そこを通りかかった別の女子生徒が恐怖を感じ学校側に報告。その後警察による捜査が行われ、その生徒は6日間の停学処分と課外活動への参加禁止という処分を言い渡されてしまった。
“Draco”とはルーマニアの短く改造されたAK-47のことを指し、同曲のフックは「Draco season with the bookbag」と銃を持ち歩くことを歌ったものである。今回停学となった生徒はフックの“Draco”の部分を誤って“AK”と歌っており、より直接的な言葉となったことで女子生徒を怖がらせることになってしまったようだ。
Heart of Illinoisによると、生徒の父親であるBrandon Porter氏は、「彼は別に“あの人に、どこで、何をする”と言った訳じゃない。ただ歌を歌っていただけです」として学校側に抗議しており、「フェアじゃない」との意向を示している。
なんとも気の毒なニュースであった。