Denzel Curryが足を捻挫し車椅子でライブを行うも普段通りぶち上げる

常にストイックな姿勢を見せ、ハードなライブパフォーマンスを行うことで知られるDenzel Curry。そんな彼がライブの最中に暴れすぎて足を怪我してしまったようだ。

XXLが報じるところによると、Denzel Curryは先週土曜日のダブリンでのライブの最中に飛び跳ねた勢いで足を捻挫してしまったという。その後彼は車椅子での生活を余儀なくされ、続く先週日曜のWireless Festivalにも車椅子で出演している。しかし普段通り“Ultimate”など激しい楽曲をプレイし、車椅子に座りながらも普段と変わらず観客をぶち上げていることがわかる。

しまいには車椅子から立ち上がり、怪我した方の足をかばいながらも飛び跳ねてエネルギッシュなライブをしている。Twitterのキャプションには「車椅子なんて気にするかよ」と綴られており、彼の強さが窺える。

ちなみに、ダブリンからロンドンに移動する際に空港でDenzel Curryの車椅子を押した職員が自身のTwitterにその時の様子を投稿している。彼にとっても貴重かつ忘れられない経験になったに違いない。

ストレートエッジな姿勢を保ち体を鍛え続け、ラップのスキルも常に磨いているというDenzel Curryだが、彼のそのような部分は怪我のような不測の事態が起こったときにこそ活きてくる物なのかもしれない。

RELATED

【コラム】Denzel Curry 『King of The Mischievous South』| サウスシーンへの初期衝動

「自分でも『King of The Mischievous South Vol. 2』を作っているという自覚はなかった」と語るのは、何を隠そうDenzel Curry本人だ。

Denzel Curryの来日公演が11月に緊急開催

今年アルバム『King of the Mischievous South Vol.2』をリリースし、大きな話題となったDenzel Curryが11月に緊急来日公演を開催する。

【インタビュー】Denzel Curry | 俺は俺である事を捨てることなくナンバーワンになれると信じてる

フロリダを拠点に精力的に活動するラッパー、Denzel Curryが今年FUJI ROCK FESTIVAL '23に出演し、約5年ぶりとなる日本でのライブを行った。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。