寺田創一によるプロジェクトOmodakaの代表曲と未発表音源を収録した7インチがリリースへ

日本のハウス・レジェンドとして活躍を続ける寺田創一によるテクノと民謡とモーション・グラフィックスの融合実験プロジェクトがOmodakaだ。

日本各地の民謡を次々とレトロスペクティブ・テクノ~チップチューンにアレンジしていく独自の楽曲制作に加えて、巫女装束と液晶デバイスを用いたライヴパフォーマンスも注目されているOmodakaの代表曲と未発表音源を収録した7インチがリリースされる。

2011年にリリースされたアルバム『Sanosa』からのカットとなる"Hietsuki Bushi"は、アニメーション作家・ひらのりょうと共に制作したMVが「第15回文化庁メディア芸術祭」エンターテインメント部門で新人賞を受賞した楽曲。純邦楽を彷彿させるシンセの旋律とブリーピーな電子音を融合させた不可思議なトラックに、民謡歌手・金沢明子による独特の節回しのボーカルが浮遊する。

カップリングには未発表の新曲"Gujoh Bushi"を収録。レトロ・ゲームミュージック機器で再現されたカクテル・ラウンジ・ディスコといった趣向のファニーなトラックに、やはり金沢明子による歌唱が冴え渡る1曲となっている。

ジャケットのイラストには、ひらのりょうによる"Hietsuki Bushi"のMVのワンシーンを採用した。

Info

Omodaka『Hietsuki Bushi』(7")
発売日: 2019年4月24日(水)予定
価格: 1,400円+税
レーベル:Far East Recording / JET SET
品番: FER06911
形態: 7"
収録曲:
Side A
Hietsuki Bushi

Side B
Gujoh Bushi

■JET SET Online Shopにて予約受付中

https://www.jetsetrecords.net/i/816005571149/

RELATED

野外フェス『DISTANCE』にDJ Nobu、Soichi Terada、Mars89 食品まつり a.k.a. foodmanらエレクトロニックミュージックの最前線を担うアーティストが出演

エレクトロニックミュージックの最前線で活躍している気鋭のアーティストたちが集う野外フェス『DISTANCE』が、静岡県沼津市の「泊まれる公園」INN THE PARKにて、2020年11月6日(金)〜8日(日)の3日間に渡り初開催される。

永山学と寺田創一によるユニットMnst.がSarah Bonitoをゲストに迎えた"にじいろワールド"をリリース

音楽プロデューサーの永山学と寺田創一による新ユニットMnst.が、Kero Kero BonitoのSarah Bonitoをゲストに迎えた初の楽曲"にじいろワールド"を、9/1(火)にリリースする。

島田奈美の楽曲を寺田創一がリミックスした名盤をDJ仕様にアップデートした12インチがリリース

ガラージクラシック"SUN SHOWER"で知られる島田奈美の楽曲を、寺田創一がノンストップ・ハウス・リミックスした1989年リリースの企画盤『MIX WAX ~NAMI NONSTOP』。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。