Rihannaの辞退など紆余曲折の末に、Maroon 5が出演することに決まった来年のスーパーボウルハーフタイムショー。そんなMaroon 5が、現在ハーフタイムショーにてゲストに迎えるアーティストのオファーに難航していることが伝えられている。
Rihannaを始めハーフタイムショーの出演を固辞するアーティストたちは、みな人種差別に抗議し国歌斉唱の際起立しなかったコリン・キャパニック選手への支持を表明している。ハーフタイムショーに出演することでNFLを支援し、人種差別に加担してしまうという考えから多くのアーティストが出演を渋っているようだ。US Weeklyが報じるところによると、Maroon 5側は当初“Girls Like You”でフィーチャーしたCardi Bをゲストに迎えられることを想定していたが、Cardi Bはオファーに曖昧な返事をしており出演が確定した状態ではないのだという。
Maroon 5には現在、ハーフタイムショーの出演をキャンセルすることを求める署名が集まっている。12月14日午後の時点で72000人以上が署名しており、目標の75000人に到達しそうな勢いだ。署名は「Maroon 5が人種差別に加担しないでほしい」と考えたファンによって開始されたものだが、Maroon 5に出演を取りやめる意思はなさそうだ。
来年のスーパーボウルはアトランタで開催されるため、ハーフタイムショーにヒップホップアーティストの出演を望む声も多く集まっていた。Cardi Bの出演が怪しくなってしまった今ラッパーの出演は期待出来ないが、Maroon 5と共にステージに立つゲストアーティストは果たして見つかるのだろうか?