先日、一年の間で全米チャートトップ10に楽曲をランクインさせた数でThe Beatlesの記録を更新したDrake。今年リリースされた『Scorpion』でストリーミングにおける記録の数々を打ち立てて名実ともに歴史的なヒットメーカーとなった彼を、80年代より活動してきた西海岸のレジェンドであるToo $hortが評価している。
Too $hortは自身の新しくスタートしたラジオ番組においてDrakeに言及。「音楽家として、彼の名前はポップカルチャーの歴史に永久に残るだろう」と、Drakeはもはや歴史に名を残すアーティストの一人であるとして賛辞を贈った。「彼は一貫してヒット曲を作り続けている。彼は、文字通り現代のビートルズやマイケル・ジャクソンなんだ。これは認めざるを得ないよな。ビートルズ、MJ、Drake。これからはこんな風に言わなきゃいけない」とのこと。
ストリーミングサービスが主流となったことが大きな理由ではあるもののDrakeは実際に歴史的な記録を数多く樹立しており、現代で最も知名度の高いアーティストの一人であることは間違いないだろう。今年の7~9月に全米シングルチャート10位以内に入った曲の90%がヒップホップの影響下にある曲であったことはFNMNLでも伝えたが、Drakeを筆頭にヒップホップアーティストが現在のポップミュージックのトップを走っている状況はファンにとっては喜ばしいことだと言える。
いつか日本にも、街中にDrakeの名前を知らない者が居なくなる未来がやってくるのだろうか?