FatherがAwful Recordsのドキュメンタリーを作る計画を明かす
今年の6月に大手レーベルのRCAとパートナーシップ契約を結んだアトランタのレーベル/コレクティブAwful Recordsの創立者であるラッパーのFatherがPigeons & Planesのインタビューに応え、現在製作中だという4thアルバムやAwful Recordsの今後の展望などについて語っている。
Awful RecordsがRCAと契約を結んだことについて、Fatherは「Awful Recordsは最初から経済的に成功していたから、よほど納得のいく契約じゃないかぎりそういう話が来ても気に留めなかった。でも、ビジネスパートナーシップを結んで他の人と仕事をするようになって色々なことが進歩した。一人じゃビッグになれないんだ。協力しなきゃ。ファンのみんなは嫌がると思ったけど、”おい、おめでとう!やったな”みたいな反応ばかりだったよ」と、契約によってレーベルが進歩を遂げつつあることや、好意的な反応を得られたことを語った。また、「Awful Recordsの今後実現したい目標は?」という質問に対しては、「大企業が作った映画みたいになりたい。俺は映画館で上映されたいんだ。最低でもNetflix、いや、Huluのオリジナルシリーズぐらいになりたい」という映画好きで知られる彼らしい表現で目標を述べた。
Awful Recordsでは現在ドキュメンタリー映画を作る計画が進行しているという。Fatherによると「少し時間がかかるがやりたい。でも、出来るのは30代や40代になった時だろうな。まず、Awful Recordsの話を本にしたいんだ。それから映画にする。時間はかかるだろうけどな」とのことで、かなり長期的なプランであることが分かる。
RCAと契約を結んだことで躍進を遂げつつあるというAwful Recordsだが、彼らのドキュメンタリー映画は果たして本当に実現するのだろうか?また、先日8月7日には、Fatherの最新作の先行シングルとなる”Lotto”のMVがドロップされている。
彼のアルバムがどのようなものに仕上がるのか、こちらも目が離せない。