止まらないKanye Westの暴走 | トランプ大統領を再び擁護しオバマ前大統領を批判し、マネージャーも首に
これも自身の関連する5作品のプロモーションのためなのだろうか?Twitterに復帰し、政治から哲学、ファッション、もちろん音楽についてなどの投稿を行っているKanye Westだが、その暴走っぷりに周囲が心配する段階に入ってしまった。
Kanyeの暴走は本日も続いている。まずTravis Scottに対して自身とLil Uzi Vertをフィーチャーした楽曲をリリースするように促すと、返す刀でA$AP Rockyに対しても同様のリクエストを送った。
Trav we gotta drop the track with me you and Uzi this week bro. Let's gooooooooooooooooooooooooo??????????????????
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
Rocky we gotta release our songs ASAP
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
これは果たして公開していいことだったのだろうか、しかし自由な個人であるKanyeはそんなのお構い無しだ。
Free thinkers don't fear retaliation for your thoughts. The traditional thinkers are only using thoughts and words but they are in a mental prison. You are free. You've already won. Feel energized. Move in love not fear. Be afraid of nothing.
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
Kanyeは続けてのツイートで自由な考え方の持ち主は仕返しを恐れないと主張し、伝統的な考え方の持ち主は思考と言葉を用いるが、精神的に閉じ込められていると自由に思考することの大切さを説いた。
You don't have to agree with trump but the mob can't make me not love him. We are both dragon energy. He is my brother. I love everyone. I don't agree with everything anyone does. That's what makes us individuals. And we have the right to independent thought.
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
さらにKanyeは次のツイートではトランプ大統領を兄弟と呼び、自身と大統領は「ドラゴンエネルギー」を持っていると主張し、大統領も自身も独立した思考の権利を持っていると述べている。
my wife just called me and she wanted me to make this clear to everyone. I don't agree with everything Trump does. I don't agree 100% with anyone but myself.
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
Kanyeは自分は政治的なわけではなく、独立した考え方を愛しているだけだと述べ、妻であるキム・カーダシアンからの要請で、自分はトランプがやっている全てのことに賛成しているわけでないと投稿し、自分自身以外には全面的に同意しないと付け加えた。
we got love pic.twitter.com/Edk0WGscp6
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
その後Kanyeはトランプ支持の象徴ともいえる"Make America Great Again"のキャップをかぶり、音楽業界の要人Lyor Cohenなどと写った写真を投稿、その投稿に対してのトランプ大統領からの返信もアップしている。
Obama was in office for eight years and nothing in Chicago changed.
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
その後Kanyeはオバマ元大統領は8年間も大統領をやっていたが、地元・シカゴは何も変わらなかったと元大統領への批判と思われるツイートも行った。
I no longer have a manager. I can't be managed
— KANYE WEST (@kanyewest) 2018年4月25日
このようなツイートだけではなくKanyeは長年マネージャーを務めてきたScooter Braunを解雇したことも発表、自分は誰かに管理されるような存在ではないとも本日発表している。まさに誰にも止められない状態になってしまったKanyeだが、アーティストなどからはKanyeに対しての懸念を示すコメントがでている。
False Idols
— Jaden Smith (@officialjaden) 2018年4月25日
Jaden Smithは「間違った偶像」とKanyeに対してと思しきツイートを行った。
I love that great, brilliant artists have the power to imagine a better future. But artists can't be blind to the truth.
— John Legend (@johnlegend) 2018年4月25日
John Legendも連続ツイートでKanyeに対して暗にメッセージを送り、Kanyeが現在の事実から目を背けており、未来を想像するだけではなく、現実から目を背けてはならないとトランプを擁護する姿勢を戒めた。
Talked to him two days ago. He’s in a great space and not affected by folk tryna question his mental or physical health. Same Ye from the Vmas, same Ye from the telethon. https://t.co/2zY3KpllV2
— Chance The Rapper (@chancetherapper) 2018年4月25日
このような心配する意見に対しKanyeを擁護しているのはChance The Rapperだ。2日前にKanyeと話したというChanceはKanyeは以前と同じKanyeであり、すごい所にいるとツイートした。
Black people don’t have to be democrats.
— Chance The Rapper (@chancetherapper) 2018年4月25日
以前トランプ大統領を批判していたChanceだが、「黒人は民主党員になってはいけない」「黒人は必ずしも民主党支持者である必要はない」というツイートを行い、トランプ大統領(=共和党)をサポートするKanyeの姿勢を擁護した。
Kanyeが1日で行った問題含みのツイートはこれだけではないが、彼はこのままアルバムリリースまでの一ヶ月間をこの調子でツイートを続けるのだろうか。