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JAY-Zの音楽配信サービス『Tidal』が経営難との報道 | あと半年で資金が底を尽きる可能性も

Tidal

JAY-Zの音楽ストリーミングサービス『Tidal』が経営難に陥っていると報道された。現金資金とユーザー数に悩まされている『Tidal』は、あと約6ヶ月で資金が底を尽きる可能性があるとのこと。

ノルウェーの経済紙『Dagens Næringsliv』は、Tidalは登録ユーザー数を誇張していると主張している。さらに、同紙はこのままいくとTidalはあと6ヶ月運営できるだけの資金しか残っていないと明かした。

今年1月に携帯会社『Sprint』がTidalの株式を33%買収。ソフトバンクの子会社である『Sprint』から出資があったにも関わらず、1年経たずにもう経営が危うくなっているというのだ。

以前から経営危機の問題が噂されていたTidal。2015年には多大な損失を報告しており、他にもアーティストとの訴訟問題や幹部解雇の問題に直面していた。今年頭にもノルウェーのビジネス経済新聞『Dagens Næringsliv』が、Tidalは登録ユーザー数を水増しして報告している疑惑があると報道。Tidalはメディアではユーザー数は300万人と公言しているが、社内資料ではユーザー数は120万人と記されていたとのこと。

今回のユーザー数誇張と経営難についてTidal側からまだ声明は発表されていないが、ニュースサイト『Engadget』でTidalは「Tidalはビジネス発足以来、様々なネガティブなことに直面してきた。しかし我々はこの事業を毎年成長させようとしている」と語り、2018年中頃には黒字化すると断言している。

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