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Trae tha Truthが小型船で洪水被害の地元のヒューストン市で救助活動を行う
米テキサス州を襲ったハリケーン「ハービー」の豪雨で水没し、現在も洪水被害に見舞われているヒューストン市。ヒューストン市出身のラッパー、Trae tha Truthが自ら小型の船で洪水被害者たちを救出しに行くという行動に出た。
この豪雨はアメリカ本土で史上最多となる降水量を記録し、ヒューストン市は広い範囲で浸水。道路も冠水、交通網は麻痺し、逃げ遅れた住民は身動きが取れない状態だったという。
ヒューストン出身のラッパーTrae tha Truthはボランティア数名と共に小型の船を出して救助活動を行った。冠水した道路を船で往復し、救助を求めている住民たちを安全な場所に次々と送り届けた。
Trae tha Truthが救助活動を行っている姿は現地のニュース番組も報道。「この被害の大きさには言葉を失う。昨晩自分が救助された時にとても無力に感じたんだ。だから今救助を求めてそう感じている人の気持がわかる」と、救助するために行動を起こした理由をTrae tha Truthは語る。
救助活動だけではなく、この夏Trae tha Truthは他にもヒューストン市に対して社会的貢献活動を行っている。7月に現地の公立図書館と手を組み、ヒューストン市で学校に通う75人の生徒に奨学金を寄付し支援した。識字率の低さを打開するために、生徒によりよい教育環境を与えるとのこと。