Chance The RapperがKanye Westがライブのステージから自身を消す方法を模索していたと語る
女性ファッション雑誌のTeen VogueがインタビュアーにJordan Peeleを迎えた、Chance The Rapperのインタビューを公開した。そこではJordanが監督脚本を務めたサスペンス映画『Get Out』やミックステープ『Coloring Book』の製作プロセスやKanyeとのコラボレーションについての逸話などが語られている。
Kanyeとのコラボレーションについて聞かれたChanceはKanyeのクリエイティブなプロセスを明かした。
Chanceは「狂ってるよ。彼はかなりのマルチタスクの人だから」とし、「スタジオを借りたら、彼は部屋で違う曲を作ったり、少しリリックを書いたり、曲を足したり、引いたりする。そして、みんなを一緒の部屋に呼んで、思いついたアイデアを見せるんだ」と語った。
Kanyeのアイディアの中でも一番クレイジーだったことは「ある夜、『レゴムービー』のプロデューサーと手品師を雇ったKanyeはライブ中に自分をステージから消す方法を模索していた」ことだとChanceは振り返る。引田天功ばりのイリュージョンを模索するとは、さすがKanyeらしいアイディアだ。Chanceは「僕はKanyeがその方法がわかったか謎だけどね」としている。Kanyeは実際自分を追い込みすぎて自分をステージから消してしまったのだが。
さらにKanyeのスタジオでは「25%がそういったプロダクションに関してのことだったんだけど、残りの75%はKanyeによる授業だったよ。Kanyeによる授業は彼が世界に対してどんな視点を持っているかってことだった。そんなKanyeの誠実さはみんなの創造性や強い意見を生み出す。それは自分自身を見つけるのに役立つと思う」とChanceは語っている。