血液を使って発電しモジュラーシンセを再生するロシアの狂ったサウンド・インスタレーション

ロシアのアーティストDmitry Morozof aka ::vtol:: が自分の血液を電力に変換して音を奏でる音楽インスタレーション動画を公開した。

::vtol::が公開した動画『Until I Die』はスロベニアのKapelica Galleryで昨年12月にプレミア公開された。血液をバッテリーとして使用し、アルゴリズム化したシンセモジュールを小さなスピーカーで再生した。

::vtol:: until I die from ::vtol:: on Vimeo.

Morozov氏は4.5リットルの血液を18ヶ月かけて収集。4.5リットルの血液を7リットルにまで蒸留し、それを銅とアルミニウムに繋げて発電。バッテリーとして使用した。これは金属が水溶液中で電子を放出する性質、イオン化傾向を利用したもの。血液でなくても食塩水などでも代用できる。

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