#savefabric キャンペーンで豪華アーティストによる111曲収録のコンピレーションがリリース

「fabric閉鎖に対するリアクションに、私たちfabricチームは圧倒されているよ」9月に突如閉鎖をしたロンドンのクラブfabric。存続を願う150,000人を超える署名、さらには£300,000(日本円で約3800万円)もの寄付が集まっている。

 

そんな中fabric recordsとfabricが運営するレーベルHoundstoothは、コンピレーションアルバムのリリースを発表した。

楽曲提供依頼から締め切りまで3週間という短期間のなかで、アーティストからは未発表トラックや新作/過去のトラックの別バージョンなどが集まった。

µ-Ziq, Addison Groove, Clams Casino, FiS, Ikonika, Kuedo, Machinedrum, Mumdance & Logos, Paula Temple, Roman Flügel, Shackleton, Special Request, Untold,Vatican Shadow & Telefon Tel Avivなど、収録アーティストには、そうそうたる顔ぶれが揃う。

「裁判の日が近づく、これは長い闘いとなるだろう。このコンピレーションが今現在のfabricを表すドキュメントのひとつであり、そしてfabricは闘うという意思表示でもある」とfabricチームは語る。

こちらではHoundstooth所属アーティストのひとり、Throwing SnowのOne Fort The Boothが試聴できる。

11/4に発売予定のデジタルコンピレーションアルバムは、fabricウェブサイトまたはbandcampで予約が可能となっている。

RELATED

イギリスの名クラブfabricと同じ名前を名乗る偽物クラブが中国でオープン

イギリスを代表するロンドンの名クラブfabricそっくりなクラブが、中国でオープンした。同じfabricという店名を名乗り、ロゴも酷似しているとのこと。

R&B・フューチャーソウルの新たな流れを紹介するコンピレーション『Fresh RnB』がリリース

イギリスのBBCが毎年発表している、注目の新人アーティストリストSound of 2017でも、約半数をアーバン・アーティストが占めるなど、ますますフューチャー・ソウル/R&Bシーンが世界的な盛り上がりを見せている。

ロンドンのクラブFabricが16年間使用してきたスピーカーをチャリティ・オークションへ

昨年ライセンスを剥奪されるも再オープンを果たしたロンドンのクラブFabricが16年間使用したスピーカーをeBayでオークション販売している。

MOST POPULAR

音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。

大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている

私たちの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽によって形成されていると、研究により明らかになった。

Appleの重役がiTunesの音楽ダウンロードが終了することを認める

ついにその日が来てしまうのだろうか。先日発表されたアメリカレコード協会(RIAA)の2017年末の収入報告でもデジタルダウンロードの売り上げが2011年以来6年ぶりにCDやアナログレコードなどの売り上げよりも少なくなったと発表されたが、ちょうどそのタイミングでApple Musicの重役のJimmy Iovineが、iTunesストアの音楽ダウンロードが、終了する見込みであることをBBCの取材に対して認めている。