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Kendrick Lamarが新作のリリースに時間がかかる理由を語る

長らく新作のリリースを待たれていながら未だ実現に至っていないKendrick Lamar。先日は所属レーベルTDEからの離脱の噂が報じられ(後に否定)話題を呼んだが、今回、そんな彼がインタビューの中で新作や新会社pgLangについて語っている。

XXLによると、Kendrick Lamarは本日i-Dから公開されたBaby Keemとの対談の中で、新作のリリースが遅れる理由について「同じことを繰り返さないよう努力している」からであると明かしている。

曰くデビュー作の『Section.80』の制作にも長い時間がかかったとのことで、「それが、新しいアルバムを作るのに時間がかかる理由なんだ。俺は新しいサウンドをどうやって作るか考えながら一年を過ごしているんだよ。同じことを何度も何度も繰り返すことは出来ないんだ。何か、俺を興奮させてくれるような物を必要としている。みんなは新作を望んでいるだろうから、それがみんなを苛々させているのは分かるけどね」と、新作を待たれていることは認識していながらも、以前とは違うテイストの作品を作り上げるために苦心していることから時間がかかってしまうという事情を語った。

またTDE離脱の噂のきっかけとなったKendrickと彼のマネージャーのDave Freeによる新会社pgLangについても触れられており、BabyKeemは「俺は実際にアイデアが実を結ぶ前からpgLangを見てきたけど、pgLangは、それがどのようにして生み出されるか分からない時でも、それに拘って、信じ続けることを表している。俺は信じて固執し続けてきたからこそ報われている。(中略)だから、俺にとってpgLangは忠誠心と信頼を表しているんだよ」と、組織としての芯の部分を説明している。

pgLangが具体的にどのようなプロジェクトに向けて動いているのかは明らかになっていないが、対談の公開と同日、pgLangのYouTubeチャンネルから“Propaganda”と題されたビデオクリップが公開されている。

今後pgLangから何らかの作品が発表されることは確かなようだが、今は新たな発表を待ち続けるしか無さそうだ。

Kendrick LamarとBaby Keemによる対談の全編はこちらから読むことが出来る。

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