ニューアルバム『ZUU』をリリースし、XXLの企画で披露した見事な自画像も話題を呼んだDenzel Curry。そんな彼が、GQのインタビューに答え「無いと生きていけないもの」を紹介している。
Denzezl Curryは愛用のジュースミキサーを見せ「俺はジュースを混ぜるのが好きだ。親父に使い方を教えてもらったんだ」と語った後、日本のコミック『ワンパンマン』を紹介。「これはツアー中にずっと読んでたんだ。面白いからな。主人公は無敵で、それが面白い。主人公じゃなくて、その周りにフォーカスしてるんだ」と作品の内容を紹介し、「『ワンパンマン』と『モブサイコ100』を作ったONEは神だ」と原作者のONE氏を絶賛している。『ワンパンマン』の主人公は筋トレによって無敵の力を手にいれたというキャラクターであり、筋トレを趣味としているDenzel Curryもそこに共感したのだろうか。他にもトッド・マクファーレンやH・R・ギーガー、『ドラゴンボール』の鳥山明を好きなアーティストとして挙げている。
その後もお気に入りのゲームとして『JUMP FORCE』という少年ジャンプ作品のキャラクターの格闘ゲームを紹介し、「みんなはこのゲームが好きじゃないけど、俺は友達や家族、彼女と遊んでいたから好きだ」と語るなど、漫画がかなり好きであることが窺えるインタビューとなっている。
さらに『ドラえもん』のUNOカードを取り出し、「みんなは馬鹿馬鹿しいルールで遊んでいる。ワイルドドロー4にドロー2を重ねて、他の誰かに回るようにすればゲームがもっと楽しくなるんだ」と、UNOのオフィシャルルールに文句を言い楽しいUNOの遊び方を提案するなどチャーミングな一面も見せた。
インタビューではグリルズや服などのラッパーらしいアイテムや筋トレのグッズも紹介しているが、その中で漫画やゲームなどナードな趣味を紹介する辺りがDenzel Curryの独特かつ魅力的な部分だろう。
GQのインタビュー全編はこちらから観ることが出来る。