先日スポーツ界でまことしやかに囁かれているDrakeの呪いを紹介したが、その呪いによって実際に試合で負けを喫した76ersの共同所有者がCNBCのインタビューに応じた。
フィラデルフィア76ersの共同所有者であるMichael Rubin氏は「Drakeの呪いはみんな知っているよ。あれは恐らくスポーツ界で最後の呪いだろう。彼が着るユニフォームがどこのチームのものであれ、そのチームは呪われるよ。」とDrakeの呪いを認めている。
DrakeはNBAにおいて地元トロント・ラプターズを応援しており、プレイオフでもラプターズはチーム初のカンファレンスファイナルに進出したが、セミファイナルの最終戦でDrakeは呪いを逆手にとった行動に打って出たのだ。対戦相手の76ersのジャージを着ることで、76ersに対して呪いをかけることに成功。奇跡的なブザービーターでラプターズは勝利を収めた。
「Drakeは試合中、76ersのジャージを着た自分自身の写真を送ってきたんだ。俺はDrakeが物凄く憎いんだよ。」と冗談交じりにDrakeへの恨みを述べた。
また、Drakeはどうやら今週行われたNBAのドラフト抽選会においても呪いを発揮してしまったようだ。全体1位指名権を獲得するとされていたニューヨーク・ニックスが、獲得確率わずか6%だったニューオーリンズ・ペリカンズにその指名権を譲った。これに対しRubins氏は、Drakeがドラフト抽選会が開催される前にニューヨーク・ニックスのものを着ている写真を撮っていた、と発言している。
「俺の携帯にDrakeがニックスのものを着ている写真が入ってるよ。俺たちは1位指名権を逃す事を事前に知ってたんだ。彼の呪いが本物だって事を身をもって理解したからね。」とRubin氏は抽選会の開催前からニューヨーク・ニックスが指名権を逃す事を知っていた事を明かした。
ますます信憑性を増しているDrakeの呪い。チームとしては冗談とはいえ、Drakeとは関わりたくないのではないだろうか。