Juice WRLDの2ndソロアルバム『Death Race For Love』が全米アルバムチャートで1位を獲得した。これは彼にとって初めての快挙となる。今作は発売1週間で16.5万枚を売り上げ、現時点で2019年最もストリーミング再生されたラップ・R&Bミュージックとなる。
今作『Death Race For Love』の特徴としては、曲数の多さが挙げられる。またリードシングル“Robbery”が全米シングルチャートにて27位を獲得した事も、今回の1位獲得に一役買った事は確かだ。2018年にもFutureとの共作ミックステープ『WRLD on Drugs』が発売1週間で9.8万枚を売り上げ、全米アルバムチャートで2位を獲得。また、彼のファーストアルバム『Goodbye&Good Riddance』は発売1週目で15位を獲得し、最高で4位に達している。
VultureでのインタビューでJuice WRLDは今回のアルバムを製作するにあたって、プレッシャーを感じていたことを認めている。しかし、レコーディングは一週間以内という異例の早さで進み、楽曲の全てはフリースタイルである事を明かしている。
Juice WRLDは音楽制作に関して「競い合うのは好きじゃないんだ。トップを狙うのもね。目標を持ってそれに向かって努力し続ける事は良い事だけど、音楽の場合それ自体が目的だからね。」とランキングなどに関しては興味がないと語る。
以下の動画ではJuice WRLDが今回の作品を制作するにあたって、どのようにしてプレッシャーや苦しみと向き合って来たかについて紹介されている。