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スパイク・リーの最新作『ブラック・クランズマン』の予告編が公開

BlacKkKlansman

スパイク・リー監督の最新作で、アカデミー賞には6部門でノミネートされている『ブラック・クランズマン』の予告編が解禁となった。

日本では3/22(金)からTOHOシネマズ シャンテなどで全国公開される本作は、1979年に黒人刑事が過激な白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査するという大胆不敵な事件を克明に綴った同名ノンフィクション小説が原作。主演のロン・ストールワースを演じるのは名優デンゼル・ワシントンを実父にもつジョン・デヴィッド・ワシントン、ロンの相棒フリップ・ジマーマンを『スター・ウォーズ』シリーズ新3部作でカイロ・レン役を演じ、『沈黙 -サイレンス-』、『パターソン』などで演技に定評のあるアダム・ドライバーが演じる。

予告編は黒人新米刑事であるロン・ストールワースがKKK(白人至上主義を掲げる危険な秘密結社)を相手に電話で「俺は黒人が嫌いだ。ユダヤ人もメキシコ人、アイルランド人、イタリア人や中国人も…だが何たって黒人が一番嫌いだ」と白人以外の人種を言葉の限りディスり始め、「白人のアメリカ万歳」と締めくくり、署内の刑事たちを騒然とさせる場面からスタート。黒人襲撃を計画しているという噂がたつKKKの陰謀を暴くため、潜入捜査に名乗り出るロン。

その潜入方法は、ロンが白人のふりをして電話をかけ、ロンの代わりに白人刑事であるフリップ・ジマーマンが彼らと対面、二人でロンを演じるというもの。難なく進むかと思われた潜入捜査だがフリップの正体を疑う、過激派構成員フェリックス(ヤスペル・ペーコネン)が登場し緊張が走る。両者の対決の行方はどうなるのだろうか。

予告編と同時に解禁された、ビジュアルには、「俺たちが、すべてを暴く。」と構える黒人のロンと白人のフリップの刑事コンビ、そしてその背後からはKKKの象徴である三角白頭巾がその不気味な顔を覗かせている。

Info

監督・脚本:スパイク・リー 製作:スパイク・リー、ジェイソン・ブラム、ジョーダン・ピール
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、アレック・ボールドウィンほか
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:スキップ&NPC 2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:BlacKkKlansman/映倫:G指定

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